ドラレコDrivemanBS-10を手に入れた(3)設定準備編

前回はヘルメットにブラケットを取り付けたので、今回は本体の設定、の準備をしていきます。

前回の取付編はこちらからどうぞ。

充電をしたりSDカードを挿したり何やかんややっていきます。

本体の充電をする

設定も何もできないので、まずはしっかりと充電をします。

背面の黒いゴムのフタががっちり閉まっているので
爪を使って
開けてから
microUSBケーブルを挿すと
右側のLEDランプ(Battlevel / CHG)が赤く点灯しつつ、
ピーという音とブィーンという振動がします

フル充電するには約3時間かかるということなので、充電している間にヘルメットへブラケットを取り付けたり、時間を無駄にしないように何かやりましょう。

LEDが消えたら充電完了です。

充電終わるときはひっそりLEDが消えるだけです
無音・無振動です

microSDカードを挿し込む

microSDカードは小さいので指先が太い人は難儀するかもしれませんが、がんばりましょう!

カードの向きを間違えないように差し込みます
端子が右側になるように

カードの端子を左側の向きに無理に入れようとすると、カードの爪が引っかかって取り出せなくなりそうだったので、気をつけた方がいいですよ。

爪の先を使ってしっかり奥まで挿し込むと
カチッと音がして
固定されます

もし「爪が短い」「指先が太い」ことで奥まで挿し込むのが難しいときは、マイナスドライバーの先を使ってもよさそうです。

カードやスロットの大きさに合ったサイズのマイナスドライバーでカチッと

主電源と電源を入れて起動する

頻繁に電源をON / OFFするボタンとは別に主電源があるので、まずは主電源を入れます。

この白い小さなスイッチを
爪の先で下にスライドすれば
これで主電源がONになりました

続いてようやくこのドラレコを起動させます。

左側のPOWER / ENTERボタンを長押しすると
右側のLEDランプ(Battlevel / CHG) が緑色に点灯し
液晶画面にはファームウェアのバージョンが表示されて
続いてピーピーと2回鳴りブィーンと振動してから
左側のLEDランプ(REC)が赤色に点灯して録画が始まり
真ん中のLEDランプ(GPS / Wi-Fi)が点滅しGPSを受信中になり
液晶画面には時刻が表示したら起動完了

GPSで時刻と位置情報が得られたら、点滅していた真ん中のLEDランプ(GPS / Wi-Fi)が点灯に変わります。

はじめて起動したときは、時刻が「0:00」ですが、しばらくしてGPSが正しく受信できれば自動的に時間を合わせてくれます。

ただ、GPSの電波を受信するのに時間がかかるので、しばらく放置しておくのがいいかもしれません。

今回は、30分ほどかかりましたね。

もしGPSの電波が受信できずに時間が合わなければ手動で設定できますので。

以上で起動ができました。

ただ、以降で設定するときにmicroHDMIケーブルを挿しますが、そのときに電源が落ちている必要があるので、一度電源を切ります。

電源を落とすときも左側のPOWER / ENTERボタンを長押しです
このときはピーーーと1回と鳴りながら振動します

電源をON/OFFしたときの様子は、こちらの動画で見ればよくわかります。

はじめに手に持って撮ってみましたが、振動する感じがうまく伝わらなかったので、振動がよく響くスチール書庫の上に置いてあらためて撮ってみました。

けたたましく鳴りながら震えますが、手で持ってもこんな感じです。

ヘルメット越しで電源のON/OFFがよく分かるように、このような音と振動にしているそうですね。

それにしてもけたたましい…

設定内容を決める

このドラレコで設定できる8項目を一つずつ見ていきます。

  • スリープモード(OFF)
  • モーション録画(OFF)
  • 解像度(1296P)
  • フレームレート(27.5)
  • ダイナミックレンジ(WDR)
  • イメージ回転(0°)
  • GPSデータ(はい/YES)
  • Wi-Fi(いいえ/NO)

※カッコ内は初期値(元々設定されている値)です。

スリープモード

消費電力を抑えるために、一定時間動作しないときは録画を停止する機能で、ですが、乗車中はほぼ動きっぱなしになるし、休憩するときは電源ボタンを押して録画を中止するので、初期設定のままの「OFF」にしました。

それに、旅の録画的な用途も考えてるので、下手に録画が止まらないように「OFF」です。

モーション録画

セキュリティカメラ用途で使う場合に使う機能で、映像の中に動きがあったときに自動的に録画を始めるというものです。

取扱説明書に「ヘルメット装着用途としては適しません」と書いてある通り「OFF」です。

休憩などでヘルメットに付けたままバイクに置くようなことがあれば、車両から離れたときのいたずらや当て逃げを録画できるかもしれませんが、このドラレコ自体が盗まれる可能性もありますから…この機能を使うことはあまり無いかも。

解像度

画質を優先するか長時間の記録を残したいかによるので、人それぞれのお好みの設定で。

自分の場合は旅の記録も兼ねてるので、良い画質で撮れる解像度「1296P」(初期値のまま)を選びました。

フレームレート

ドラレコとして使うことがメインなので、滑らかな動きになる「60」ではなく、信号などLEDの明滅を回避しやすい「27.5」(初期値のまま)を選びました。

これは変えないほうがいいですね。

ダイナミックレンジ

「STD」「WDR」「HDR」とありますが、実際にとってみないことには分からないので、ひとまず初期値の「WDR」にしておいて、それぞれでテストしてから最終的に決めます。

イメージ回転

本体を設置する向きによって映像を回転させる設定ですが、基本通りの向きに設置するので、初期値の「0°」のままです。

GPSデータ

位置情報を書き込んだり、時刻を合わせるためには必要になるので、初期値の「はい/YES」のままにします。

Wi-Fi

本体とスマホをWi-Fiで接続すると撮影される向きを確認できます。

ヘルメットを被りながら撮影される向きを確認することができるので、Wi-Fiは「はい/ON」にします。

前回取り付けたブラケットがどれくらいガッチリ固定されるか分かりませんが、少し触ったくらいでは動かないくらい固定できれば、一度向きを決めてしまえばそう頻繁にスマホで確認する必要は無さそうです。

さてどうなるでしょうね。

設定を「はい/ON」にするには数字10桁のパスワードを設定する必要があるので、今のうちに決めといてください。

どうやら、解像度、フレームレート、ダイナミックレンジは、可能な組み合わせがあるので、希望の組み合わせにできないことがあります。
「1296P」+「27.5」+「HDR」は不可でした。
詳しくは取扱説明書に書いてありますので、希望に近い設定を見つけましょう。

これで設定をするための準備は整いました。

次回は設定編