このたび取り付けてもらったリアボックスは、旭風防さんの集配用キャリーボックス(AB-5W)というもので、郵便屋さんで使われているものと同じタイプの白色バージョン。
今の郵便屋さんはフタが屋根のように三角になっているボックスも使ってますが、それより前によく見かけたフタが平たいタイプですね。
郵便屋さんが使っているそのままの赤色バージョンもあるので、赤い車体にマッチしますが、色褪せが激しいと思うので(郵便バイクで色褪せたボックスを見かけていたので)、白色を選択しました。
高さが変わる=容量も変わる
中身の荷物の大きさによって3段階で高さが変えられるので、もちろん容量も変わります。
両脇のボタンを押しながら上下に高さを変えます。
荷物が増えたら、荷物が載ったまま1段上に上げれば容量がアップしますし、荷物が減ったら(減ることはあまりないです)1段下げれば容量ダウン、便利ですねぇ。
収納する道具の高さを考えると、2段目の高さで使うことになりそうなので、隠れていたこの部分にも何かしら看板的なものを入れられそうです。
お客さまのところで1段上げて容量アップしてから、林家こん平さんばりに「私の帰りのかばんには、まだ若干の余裕がございます」とお客さまに言ってみたい(笑)

大きいフタが収納できると安心
容量が変えられる他に、もうひとついいところがあって、蓋を開けっ放しにしたいときは、蓋を収納できるんです。
フタを開けているときに急に風が吹いてあおられると、ボックス内を覗き込んでる時に勢いよくフタが閉まって脳天を直撃するし、反対方向にあおられるとフタのヒンジ部分にヒビが入って下手をするとフタがもげます。
ですが、フタをボックスの側面に収納できれば、風にあおられる心配が無くなります。
これは助かりますね。
バックルは外れにくいし簡単なキーも付いている
これまでのボックスと同じですが、フタを閉めるだけでバックルが2段あるうちの1段目に引っかかるので簡単にはフタが開かないようになっているのと、さらに簡易的な鍵もかけられるので、その場を少し離れる時も安心。
ただ、自分たちは現金(集金したお金や釣り銭)を持ち歩くことがあるので、その場を離れる時は、ボックスには入れずに常に持ち歩いてます。
バックルの扱い方は、少し癖があるので少し練習しました。
コツというほどのものはありませんが、こんな感じで開閉します。
(思いつきで、分厚い冬用グローブをはめてやってみました)
フタを下ろすだけで1段目にフックが引っかかるので、バックルをしっかり掛け忘れて走り始めても、大事にはならないと思います。
が、やはりしっかり閉めたほうがよろしいかと。
ハンターカブの四角いキャリアにも取り付けられる
このボックスは誰でも簡単に取り付けられるように、穴あけなど加工がしやすくなってます。
今回のボックスの取り付けはステーなど加工が少々必要そうだったので、ボックスの手配から何から全てバイク屋さんで取り付けてもらいました。
自分で付ける楽しさはありますが、少しでも他の作業をする時間が欲しかったので(笑)
荷台の前方に隙間を作りるために、10センチほど後ろにずらしてもらい、そして、仕事用ですから水の入ったバケツなど重いものも乗せるので、そのへんも考慮して、留め具を加工するなどしてガッチリ固定してくれました。
重いものを入れがちなボックスが走行中に落ちてしまったら大惨事が起こるので、念には念を入れて、こちらが思っていた以上にしっかり固定されています。
今回取り付けてくれたのはベテランの方だと聞いたので、もしかしたら、フォルツァのキャリアを付けてくれた方かもしれません。
フォルツァにボックスを積むときも、色々と加工が必要でキャリアを溶接するなどしてしっかり固定してもらったので、2020年現在、12年経つ今でも、びくともしません。
2点ほど気になる部分がありまして
フタが若干柔らかいのです…
若干フタが柔らかい。
指でちょっと持ち上げただけでもこんな状態です(笑)
無理にこじ開けることもできるので不届き者がいたらちょっと心配ですが、中には盗るものも無いし、身の回りにそんなことをする人はいない…と思いたい(笑)
高さが可変なので少しガタガタが気になる
ボックスの可変部分に遊びというのか余裕があるので、走っているときに少しガタガタします。
一番上の段まで上げているときは、それほどガタツキはありませんが、2段目と1段目にしているときは少し気になります。
指で簡単に押し上げられる感じです。
今まで使ってきたボックスでも、ほんの少しガタつくときがあるので、まあ慣れですかねw
フタと本体が当たってガタガタすることもありますが、これはゴム的なものを咬ませれば対処できるので、どうにかなるはずです。
自転車の荷台に載せていたボックスは、かなりガタガタしていましたが、フタの内側にゴムを貼っただけで解決しましたので、フタについてはすぐ解決するでしょう。
自転車にはクッションになるものがタイヤしか無いので、バイク以上にガタつきます。
この後、洗車道具を収納するために集配用キャリーボックスの内寸を測ったり、雨が侵入しない方法を考えたり、何かしらやっていますので、気になる方はご参考に。
ひとまずはこんな感じです。
今後もっと使ってみればまた何か見えてくるかもしれませんので、そのときにまたご報告します。
以上、ハンターカブに取り付けたボックスの簡単なご紹介でした。
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