ピッチレスコートとピッチレスコートWの使い分け【相談室】

(相談)ピッチレスコートとピッチレスコートWの使い分けを教えてください。

ピッチレスコートをお使いいただく方から、ご相談をいただきました。

ピッチレスコートWシリーズ

まずは、ピッチレスコートの効果

  • 水アカなど汚れを落とし、キズを埋めて目立たなくし、艶を出す
  • 施工すると保護膜(ピッチレスコートの層)ができ、汚れを付きにくく落としやすくする
キズを
埋めて目立たなくし
汚れを
落とす

ですから、基本的に、ピッチレスコートで汚れを落とした後に、別にワックスなどを使う必要はないのです。

次に、ピッチレスコートWの効果

  • 通常のピッチレスコートより滑るので施工がしやすく、より汚れが付き難く落としやすい
  • 通常のピッチレスコートより保護膜が強いので少し持ちがいい

ただし、

  • 通常のピッチレスコートに比べて、汚れ落としやキズを埋める効果が弱い

実際に汚れ落としにピッチレスコートWを使うと、汚れによっては落ちないことはないですが、落ちにくさを感じるはずです。

ピッチレスコートW1~W3よりもW02はもっと落ちにくさを感じます。

キズは…ピッチレスコートWでも案外埋まりますけどねw

気になる人は、汚れの落ち方やキズの埋まり方を試してみてください。

このような違いがありますので、うまく使い分ければ普段のお手入れが楽になるかもしれません。

普段からピッチレスコートでお手入れしているボディであれば、

  1. 水洗い後にピッチレスコートWでお手入れをする
  2. 落ちない汚れが付いている部分やキズが目立つ部分だけに通常のピッチレスコートを使う

といった使い方もできます。

それに、水洗いした時にタオルが滑りにくいと感じたら保護膜が薄くなった証拠なので、そんな時は、通常のピッチレスコートで厚めに保護膜を作るようにします。

逆に、水洗いした時にタオルがよく滑り、拭き取りも簡単にできるようなら、ピッチレスコートWで保護膜の厚みを維持するのです。

それぞれの特性がわかれば、ボディの状態で使い分けが簡単にできますよね。

ちなみに、ピッチレスコートWは汚れ落とし効果が抑えられているため、「ピッチレスコートWを使わないと対応できない汚れ」は無いと思って結構です。

だから、汚れを落としたい時は、通常のピッチレスコートを使いましょう。

ピッチレスコートWシリーズは、ネットショップでは販売しておりませんが、電話、メールでのご注文は受付中です。

また、取り寄せ商品なので、お届けまで2週間以上かかります。

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