今回は、洗車ビジネスをするにあたり、しっかりやりましょうってお話。
自分への戒めのために書いてます!
洗車ビジネスを本格的に始めたのは、今からちょうど10年前の2008年2月。
とにかくチラシを撒き続けて半年後には、洗車1本でやるにはまだまだでしたが何とか収入にはなりました。
それまでやっていた洗車以外の仕事も少なからずあったので、問題なかったんですね。
それ以降は、お客さまも長く続けてくださるようになり、そのときに出会ったお客さまは、今でも何人もいます。
10年以上のお付き合いが続いてます。
ま、洗車はこんな感じで今に至っているわけでして、最近では時間が取れなくて泣く泣くお断りすることも出てきました。
ただ、この10年の間、洗車の仕事の量はかなり増減してます。
1回限りのお客さまもいらっしゃいますし、それまで定期的に続けて頂いている方でも、急にお辞めになったり、残念ながらお亡くなりになられた方もいらっしゃいますので、仕方ありません。
もちろん、増えることもありますが、それは、「継続的に、増えることに繋がることをしている」から増えるのです。
今後も増減は繰り返すでしょうね。
でも、仕事が減ってきてから、チラシを配ろうかな、ホームページやブログを作ろうかな、SNS始めようかな、新しいサービス始めようかな、なんて思う人が多いんですよ。
不思議でしょ?
仕事減ってから動き出すって、それ遅すぎ
そうなってから動いて、はたして結果が出るのはいつ頃になるでしょうかね。
成功するにしても失敗するにしても、結果は何ヶ月も先にならないと分からないことが多いし、下手すると1年以上先かもしれませんからね。
チラシ配って翌日に依頼が来ることもあるけど、半年先に依頼があるかもしれないし、依頼が全く無いかもしれないし。
ホームページだって、初めて立ち上げてから皆さんに見えもらえるようになるまでには、何ヶ月も掛かっちゃう。
これをやれば明日からワンサカ依頼が来る!なんて夢のような方法は無いです。
稀にあるかもしれませんが、少なくても、自分のような凡人にできるような方法は、まず無いでしょうね。
だから、
お客さんがそこそこいるから安心だと思ってはダメ
特に、自分たちのスタイルは、1ヶ月に1回、2週間に1回といった定期的な洗車が基本になるので、常日頃、血眼になってお客さんを集めるといったことが少ないのです。
例えば30人のお客さまが毎月の定期仕上げをしていただけるなら、そこそこ安定した仕事ができます。
だから、その30人のお客さまが集まるまでは必死になるのですが、多くの洗車ビジネスをしている人は、安定してくると安心しちゃう。
定期的なお客さまは、ホントに長く続けてくれることが多いので、余計に安心しちゃう。
もうお客さまを集めるのはそこそこでいいだろうって、中には全くお客さまに来てもらう努力を止めちゃう人もいるんですよね。
チラシも撒かないし、ホームページも作りっぱなしだし、って。
でも、先にも書きましたが、長く続けてくださるお客さまが多くても、急に減ったりします。
洗車って、ガソリンや車検のように絶対必要なものでもないし、そこそこ費用もかかるので、家計を圧迫しはじめたら真っ先に削られますからね。
こうなると、さあ大変。
それまでチラシも撒いていないし、ホームページも更新せず発信もしていないし、次のことを考えて行動していなかったら、仕事が減った日がスタートです。
さあ、安定して仕事ができる日はいつになりますかねー
考えただけでも怖くなります(^_^;)
だから、洗車ビジネスを始めようと考えている人には、
継続的に「情報を集める。今後の状況を読む。考えながら行動に移す。」
これをやってもらいたいです。
「継続的に、増えることに繋がることをしている」というのがこれですね。
まだまだ大したことはないですが、継続的に行動したことで、ワックスの売上も以前より上がってます。
いつもTwitterでは箱の写真を出すようにしていますが、見てくださっている方にはお分かりかと思いますが、1年前より箱の数が増えてます。
これは2016年11月のツイート。
溜めてもこれだけの数しか発送できていませんでした。
こちらは1年後の2017年11月のツイートですが、変わりました。
キャラクターの絵も少し上達してるしね(^^)
このツイートは、ご注文くださったお客さまが「しっかり発送したね」ってことを何となく感じてもらえるようにしてるだけです。自慢で出しているのではありません。
でも、これを自慢だと思ってもらっても構いません。
この自慢で「俺もやったるで!」って奮起してもらえたら、それはそれでいいので。
また、今後を読むってのは難しいんですが、例えば新聞やニュースで景気がどうのこうのって出てからしばらくすると、仕事の量が変わることもあります。
実際に肌で感じるようになったからなのか、変わるんですよね。
「来年から車の税金上がるみたいだから、もう洗車は止めるよ」ってお客さまもいました。年間で数千円程度のアップですが、出費が増えますから。
ここで「そうなんだねー」「景気悪いから仕方ない」「国が決めたんだから」って終わったらダメ。
じゃあ、次はどう動こうか、今後を読むためにも集めた情報を使って考えて、行動に移していかないと。
考えて何とかしていかないと、面白くないです。
笠井工房としてのサービスは、大きく分けるとこんな感じです。
- 車やバイクの出張洗車、預かり洗車
- 住まいやお店の窓ガラスのお手入れ
- クリーティングコート(ワックス)販売
- 洗車道場・出張洗車道場でのワックス使い方サポート
- 洗車ビジネス開業講習&サポート
洗車を軸にしてはいますが、「住まいやお店の窓ガラスのお手入れ」なんてはじめは全くやってませんでした。
やってないというより、考えもしてませんでした。
でも、洗車のお客さまをはじめ出会った方と交流するうちに、洗車以外の可能性も考えるようになってからは、できることは試して、皆さんに喜んでもらえたサービスは、今でもやってます。
「住まいやお店の窓ガラスのお手入れ」も「出張洗車道場(お客さまのところへ行ってワックスの使い方お教えする)」も、色々と試して、お客さんに評価をもらって、改善を繰り返した結果です。
もちろん、師匠や仕事仲間との交流・情報交換もあったから、いい方向に行ったのだと思います。
今でも個人タクシーのドライバーさんからのご依頼で洗車をしてますが、そのドライバーさんからは、お客さんの数とか、客層とか、景気に繋がるようなお話をたくさん聞けてためになってます。
一時期個人タクシーさん向けにサービスを強化したのも、そういったお話を聞いて色々と試したからなんですよ。
今では個人タクシーさんの洗車は3台だけになりましたが、一時は1日5台以上洗車してましたね。
その日のうちに、さらに一般のお客さまの車もやってたって、よくだなーって思います。
だから、常に、情報を仕入れて考えて行動していかないと、よくて現状維持でしょうね。
悪ければ先細り→廃業なんてことも。
あ、ここ1~2年で廃業した人は何人もいます(^_^;)
また、考えるのはソコソコにして、早めに行動に移していくのがいいです。
考えすぎて動きが遅くなっちゃうし、動かず終わっちゃうこともありますから、ひとまずやってみましょ。
これはやりがちですが、今のお客さまの数、売上など全ては、それまでの自分がやってきたことの結果であって、「サービスのせい」「商品のせい」「お客さんのせい」「景気のせい」にしてはダメですよ。
良くも悪くも「全部自分のせい」っす!
はーーー、こういった真面目なお話は、まとめるのが難しいですね。
散らかる一方です。
ここまで散らかすと収集がつかなくなったので、散らかしたまま終わりにします(^_^;)
とにかく、落ち着いちゃわずに行動しましょってことで。
これから洗車を仕事としてやっていこうとしている人、すでに始めている人、そして、自分に向けて書いてみました。
今日は自分で書いていて、グッサグサ刺さりました。穴だらけですよ…
以上、終わり!