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窓ガラスコートを使った窓ガラスのお手入れ方法を知る!
今回は、窓ガラスコートを使った車の窓ガラスのお手入れ方法を解説してみましょう。
車が変わっても方法は全く同じ。
フィルムが貼ってあっても、これまた全く同じ。
ガラスはガラス。鏡は鏡です。
窓ガラスや鏡は窓ガラスコートに任せましょう!
仕上げ前の状態をチェック…は今回はナシで
忘れた…のではなく、手順を解説したかったので、今回は仕上げ前の状態チェックはナシです。
正直、窓ガラスの汚れの状態というのは、とても撮るのが難しいです。
光源の位置や壁の色が変えられればよく分かるように撮れますが、車の場合は駐車場によるので、それが難しいのです。
そんな理由で、チェックは省略です。
用意するのは「窓ガラスコート」
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以下のタオルや軍手は別途ご用意ください。
- 拭き取り用タオル
塗って乾いた窓ガラスコートを拭き取る時に使います。
施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオル、ウエスをご用意ください。 - 滑り止め付き手袋き(軍手)
タオルで拭き取る時に手が滑ることがあるので、滑り止めが付いた手袋をはめて使います。
ゴムの滑り止めが付いた軍手をご用意ください。拭き取り時にタオルが滑らなければどのような手袋でも構いません。
窓ガラスコートを使う前に
窓ガラスにたくさん汚れが付いていたら、例のバケツ1杯の水洗いで水洗いしておきましょう。
タオル2枚を使って洗う方法ですね。
水洗い用タオルで水洗いしてから、拭き取り用タオルで水滴を拭きます。
仕上げる前なので、水滴がキレイに拭き取れないのは仕方ありませんし、水滴がキレイに拭き取れなくても、細かい水滴が残っているくらいなら大丈夫です。
施工手順
窓ガラスコートを塗って乾いたら拭く。
これだけで透明感のある窓ガラスになりますが、一度にジャブジャブ使えばよりキレイになるということはありません。
適量を使って定期的にお手入れするのが、よりキレイにする近道です。
容器をよく振って、底にたまった沈殿物をよく溶かしておきましょう。
適量と言われても分かり難いですね。
写真のように、スポンジの中心に1本線を引く感じです。
もし、スベリが悪い、うまく塗れない時は、付け足しながら塗りましょう。
一度にたっぷり付けて塗るより、何度も付け足しして塗る方が塗りやすいです。
新しいスポンジを使う時は、ガラスに引っかかってスポンジが飛んでいくことがあるので、使い始めはゆっくり塗るようにしてください。
この1台を1度施工し終われば、引っかかりは気にならなくなるはず。
まずは塗り
もしワイパーを立てられるなら、立てた方が楽です。
そして、塗る時は、塗り残しが無いようにスポンジをしっかり密着させましょう。
その流れで続いてはドアのガラス。
施工中にもしスポンジが滑りにくいと感じたら、窓ガラスコートをちょい足しします。
フロントガラスやリアガラスのように面積が広めな場合は、はじめに付けたような1本のスジ状に、サイドガラスのように面積が狭い場合は、2〜3滴付けます。
そして、リアにある小さなサイドガラスも塗ってしまいます。
せっかくドアを開けたので、フロントガラスの助手席側の内側とリアクォーターガラス(リアの小さなサイドガラス)の内側、リアガラスの内側全面を塗ってしまいましょう。
内装に付かないように慎重にいきましょう
リアガラスの内側を塗る時は、リアシートの中央に正座をするように座り、手を思い切り伸ばした状態でスポンジを手の甲に当てて塗るようにします。
奥に行けば行くほど手のひらでは塗りにくくなるので、フロントガラスよりも寝ているリアはほぼ全面を手の甲にスポンジを当てて塗ります。
もちろん、手のひらで塗りやすいと思ったら手のひらを使います。
そのへんは臨機応変に。
内側が終わったら、次はリアガラスの外側。
そして、サイドガラスの外側を塗ったら、サイドガラス、リアクォーターガラス、フロントガラスの運転席側の内側を塗ります。
窓ガラスコートを乾かす
しっかり乾くまで待ちましょう。
乾けば白い跡が残ります。
(分かりやすく多めに塗って乾かしました)
特に、気温の低い冬場や気温が低くて湿気の多い場所では非常に乾きにくいので、しっかり乾くまで待ってください。
気温が低くて霧が出るような場所では、まず乾くことはありませんので、車内を温めるなどしてしっかり乾かしてください。
それでも乾かないような場所では…残念ですが…
あとは拭き取るだけ
白く乾いた窓ガラスコートを2枚のタオルを使って拭き取るだけです。
滑り止めが付いた手袋・軍手をはめたら、まずは1枚目の粗拭き用タオルで拭き取ります。
この時点では粗く拭き取ればいいので、所々残っていても大丈夫です。
そして、粗く拭き取れたら、もう1枚の拭き取り用タオルで拭き残しが無いように、タオルを大きく動かさず、細かく動かながら拭き取ります。
拭き残しやすい隅まで丁寧に拭き取ります。
拭き取りの際は、タオルを窓ガラスにしっかり密着させますが、タオルを軽く当てて擦るだけ十分拭き取れますので、力いっぱい押し付けることはしません。
ちなみに、駐車場の傾斜などでドアが動きやすいとき、風が強い中で施工しなければならないとき、隣に停まっている車や壁があってぶつける心配があるときは、片方の手で軽くドアを支えるようにしてください。
そして、タオルにシワが入った状態で拭くと拭き残しが増えるので、ガラスにタオル全面が当たるようにして拭き取ります。
内側にタオルを当てたときの様子で見てみましょう。
以上を踏まえて、あとはとにかくキレイに拭き取るだけです。
内側を拭く時もスポンジ同様、手の甲にタオルを当てて拭き取るようにすると、手のひらが使えない狭い場所でもキレイに拭き取れます。
細部の確認
最後に、拭き残しがないか、残った汚れがないかチェックします。
ガラスの場合は当然反対側が透けて見えるので、汚れや拭き残しを見つけにくいことがありますので、光の当たり方をよく見ながら、そして、表裏両側から見てチェックするようにしてください。
明るいところから暗いところを見て(昼間なら車外側から車内側を見て)チェックするよりも、暗いところから明るいところを見て(昼間なら車内側から車外側を見て)チェックする方が、汚れや拭き残しを見つけやすいことがあります。
昼間にショーウィンドウを見る(明るいところから暗いところを見る)とキレイに見えても、夜にそのショーウィンドウを見る(暗いところから明るいところを見る)と汚れが目立って見えるのと同じことですね。
今回の車の窓ガラスをキレイにする方法を簡単にまとめる
- 水洗いで大まかに汚れを落とす
- 窓ガラスコートをスポンジに付ける
- 塗り残し無くしっかり塗る(縦横円を描いてもいいです)
- 乾いたら、タオルで拭き取る。
以前に住まいの窓ガラスで解説したことと、全く同じです。
今回は詳しく解説できなかったフロントガラスとリアガラスの内側について、少しコツは必要ですが、塗って乾いたら拭く、という基本は変わりません。
普通の乗用車に限らず、タクシー、トラック、バスなどの商用車にも効果的なので、お乗りの方は是非お試しください!
今回の解説は写真が少なくて施工後の様子などもご紹介できませんでした。
あらためて…今回使ったのは「窓ガラスコート」
直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(2個) ※80ml入りの場合は1個
- 竹串(1本)
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窓ガラスコートはガラスコーティングをするモノではなく、ガラスの汚れを取って透明感を出すものです。
あと、繰り返し施工すれば撥水もしますw
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