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今回は、サイドミラーに付いた擦り跡を取り除く方法を解説していきます。
ポールなどに擦って残った跡(塗料)の除去方法を知る!
パテや塗料で補修する前に、ダメもとで試してみましょう!
擦り方にもよりますが、表面に塗料が付いているだけ(と思われる)の時は、簡単除去できるかもしれません。
諦める前にお試しくださいませ。
仕上げ前の状態をチェック
黒い塗装なので、擦った跡が余計に目立ちます。
この微妙な色は、塗装がえぐれて下地が見えてるんじゃないかな…
そんな心配になる色合いです。


判別つきません
用意するクリーティングコートは「ピッチレスコート」
この症状にはピッチレスコートで対応します。

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(大:1個 小:1個)
- 竹串(1本)
以下のタオルは別途ご用意ください。
- 拭き取り用タオル
拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
施工時の写真で登場するようなタオル、または一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。
ピッチレスコートの能力を存分に使う
ピッチレスコートが持つ汚れや塗料を除去する力を100%発揮出来るように使います。
そして、とにかくひたすら擦ってみます。
吉と出るか凶と出るか…
とにかく擦る
とにかく擦るといっても、付けるピッチレスコートはいつも通り1回だけです。
たくさん付けても効果は変わらないし、逆に施工しにくくなるだけです。


スポンジの潰れ具合はこんな程度か、もう少し押してもいいです
指先でギュウギュウ押さなければこんな感じで
なぜ縦や横、円まで描いて擦るかというと、その落としたい汚れをいろいろな方向から攻めると、どこかしら弱い箇所が見つかります。
その弱い箇所が見つかると、そこから落ちやすくなるからです。
どんな汚れの落とし方でも「弱い箇所から攻める」です。
ここまでで、4~5回擦りました。
普段より多少強めに擦っただけです。

錯覚じゃありません。
ちょっと小さくなってます。確実に。
ここからは、擦り跡の大きさの違いを比べながら見てくださいね。





消えました!
最後にスポンジ戻しをしてからタオルで拭いて確認します。

えぐれたキズじゃなかったですね。
さらに、ツルッピカッってなりました。


普通なら「綺麗になったよ!」ってここでオシマイなんですが、フラッシュを使って写してみると見えてくるものがあります。

横にサッサッと入ってます
相手の塗料が付くということは、それだけ強い力がかかってることが多いんですよね。
ですから、今回のように、塗料が落ちたとしてもその下にキズが残ることはあるんです。
残念ですけど、仕方ありません。
※このキズは決してスポンジで擦ったキズでは無いので、お間違いなく!
でも、普通に見れば、

ちょっとしたキズを気にしない人なら、これでも充分かもしれないです。
どうでしょうかね?
まあ「吉と出た」と言っていいでしょうw
今回の擦り跡に付いた塗料の落とし方を簡単にまとめる
多少はキズになっていることもありますが、付いた塗料が落ちるだけでも見た目は全然違います。
まずはピッチレスコートで試してみましょう。
- ピッチレスコートをスポンジに付ける
- とにかく軽く力をかけて擦る
- スポンジで縦横円で撫でる
- スポンジ戻しをする
- 最後にタオルで仕上げ拭きをする
この擦り跡を落とすためにピッチレスコートを付けたのは2回だけ。
時間にしても、たったの6分です。
あーだこーだ写真をいろんな角度から撮った時間も入れてです。
ですから、今回のように擦ったところに塗料が付いている場合は、案外楽に除去できます。
今回はサイドミラーでしたが、バンパーでもボディでも同じようにできます。
バンパーなどに付いた跡を除去する記事をまとめましたので、ご参考に!
補修材や塗料を買いに走る前に、まずはダメでもともと、ピッチレスコートで試しましょう!
あらためて…今回使ったクリーティングコートは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(大:1個 小:1個)
- 竹串(1本)
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