2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

細かい凸凹に詰まった汚れやワックスを落とす。気になると落とさずにはいられない…【日産 フェアレディZ】

車のお手入れ

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反射板の凸凹に詰まった汚れ・ワックスの除去方法を知る!

今回は、テールライトや反射板などの細かい凸凹(主に文字の部分)に詰まった汚れやワックスを取り除く方法を、解説していきます。

ここがキレイになっていると「やるな!」と思われます。

よほどの人でないとここまでの仕上げをすることはありませんが、やっておくと「おっ!」と思われます。

「おっ!と思うだけ」だと思いますが、キレイに越したことはありませんので、今回取り上げました。

自己満足で終わりますが、それでいいんです!

仕上げ前の状態をチェック

この車は平成元年登録のそこそこ古い車です。

このパーツは頻繁に取り替えるものではないのと、交換したことが無いということなので、28年前(2016年現在)のパーツ、素材です。

ここの反射板が今回のターゲットです
アップで見るとそれなり
汚くはないですが、これでも案外汚れが多く溜まってるんです

用意するのは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • 竹串(1本)

以下のタオルは別途ご用意ください。

  • 拭き取り用タオル
    拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
    施工時の写真で登場するようなタオル、または一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。
  • 歯ブラシ
    細かい凸凹に詰まった汚れをかき出すために使います。
    歯ブラシは普通の歯ブラシ(できるだけ柔らかいもの)で構いません。
    刷毛や、豚毛の歯ブラシなどがあるとより良いです。

色々な汚れが落とせるP113でもよかったのですが、「ワックス=詰まる」ではないことお伝えしたかったので、あえて液体ワックスと言われるピッチレスコートを使ってます。

液体ワックスも細かい部分には詰まると思われてますからね。

施工手順

ピッチレスコートが持つ汚れに浸透する力、汚れを除去する力、をしっかり使います。

使い方は歯ブラシメイン。スポンジはふき取りのみ

まず仕上げるのは左側です。「5193」と書いてある部分まで

歯ブラシメインなので、ボトルのキャップにピッチレスコートを注いで付けながら使います。

ボトルに歯ブラシを突っ込んでもイイですが、付け過ぎやすいので、キャップを使いましょう。

歯ブラシの先っちょに少し付けます
ブラシの根本まで付けると、作業しにくくなるほど付くので、先っちょだけで
凸凹に対して軽く軽くブラッシングです

歯ブラシは軽く押し当てるだけで充分です。

写真でもブラシがほとんど曲がってませんよね?

凸凹が細かいので、スポンジと同じく、縦横円を描いてブラッシングします。

上の写真のように、凸凹に対して垂直に(真上から)擦るだけでなく、凹んだ隅の部分も擦れるように斜めからも擦ります。

分かりにくいですね…

よく、歯医者さんにある歯磨きのポスターで、歯茎と歯の隙間を「45度で磨く」のように書いてあるの見たことありますか?

それですw

斜めから、横から隅や角に詰まった汚れをかきだします
スポンジでピッチレスコートを取り除くと
白いモヤッとしたものが取れてスッキリです

…あまり代わり映えしない?

確かに写真では伝わってないかもしれないので、続いていきましょう。

今度はさっきより細かく手強い部分をいきましょう
先ほどと同じくピッチレスコートを軽く付けてブラッシングして
細部の汚れた落ちたと思ったら
スポンジで拭き取って
続いてその隣も
ブラッシングして
細部の汚れた落ちたと思ったら
スポンジで拭き取ると

細かい部分の汚れ、いかがでしょうか?

ミカンのようんsマークに詰まった汚れも落ちましたかね?

完成です

と、思ったのですが、拡大してみると…

もっと細かい「A」の隙間、汚れてるように見えます

えー、そんなとこまで?って思いました?

でもですね、他がキレイになると、こういった細かい部分が見えちゃうんです。

だから、こんな重箱の隅を突くようなこともします。

徹底しないと面白くないですものねw

で、こんな細かい部分は、今までの歯ブラシでもできそうですが、ちょっと厳しいことも。

特に、「A」のようにかなりの鋭角具合だと、ブラシ先っちょが尖ってないと厳しいので、先が尖った歯ブラシを使います。

2種類の歯ブラシを用意したのは、そのためです。

「毛先が球」は使いませんw

毛先が尖っています
少しピッチレスコートを付けてブラッシングすると
「A」の△部分の汚れが消えたように見えます

やりました!

ちょっと道具を工夫するだけで、いい感じに仕上がりましたw

残るはNISSANのマーク。

一番汚れが目立ってるかもしれません
同じようにブラッシング
もし、ブラシにピッレスコートが少ないようならちょっと付けましょう
エッジの部分がキレイになるように上向きにブラッシングしたり
下向きにブラッシングすると
こうです
スポンジでピッチレスコートを拭き取ると
綺麗さっぱーりですw

「A」や「N」の鋭角部分は、先ほどの尖った歯ブラシを使ってみましょう。

パッと見、新品です!

遠くから見ると、明らかに違いますよ
仕上げ前の写真がこれですから

それなりでいいと思う人からは、「そこまで見てないよ!」なんですが、細かい部分までキレイにした時は、遠くから見た時にも違いが出ます。

それなりでいいと思う人でも、どこっていわれてもよく分からないけど、なんだか違う、ってなるんですよw

だから、やれるんだったらやった方がいいと思います。

たいして難しくもない使い方なんですからw

ブラシを使うからキズが心配

ですよね。

ピッチレスコートは、塗ったそばから表面に膜(保護膜って言ってます)を作り、スベる質感に変えてくれるので、非常にキズが入りにくくなります。

ですが、キズが絶対に入らないなんてことは「絶対にない」ので、キズのことも考えて、できるだけブラシを垂直には当てずに軽ーくブラッシングするんですね。

ピッチレスコートが汚れを溶かして柔らかくしてくれる効果も相まって、より軽いブラッシングで済むんです。

もし気になる人は、ナイロンの柔らかめ以上にやさしい、豚毛、馬毛のブラシや筆や刷毛を使って施工するといいでしょう。

毛が柔らかいので少々時間はかかりますが、よりキズは入りにくいです。

いずれ、ブラシの解説もしてみます。

今回の汚れ落とし方法を簡単にまとめる

ピッチレスコートが汚れに届けば、まず落とせます。

  1. ピッチレスコートを歯ブラシに付ける
  2. 軽くブラッシングする
  3. 垂直、水平、斜め、色々な角度でブラッシングする
  4. 最後にスポンジ戻しをしたら、タオルで拭き取る

細かい凸凹に入り込んだ汚れなので、その汚れにピッチレスコートが届きさえすれば、塗料などの強力に密着した汚れでない限り落ちます。

もう気付いた人がいると思いますが、実は、この反射板のネジ穴部分の仕上げ忘れてるんです。ナイショですが…

あらためて…今回使ったのは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • 竹串(1本)

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