この記事は約 5 分で読めます
正体不明の怪しい跡、恐らく虫の跡を除去してみます。
ボディに付いた虫の跡(体液的な物体)の除去方法を知る!
ボディには色々な汚れが付きますが、これから多いのは走行時に付いた虫の死骸です。
走った時以外でも、駐車場を飛んでる虫が飛びながら何かを落とすこともありますので、虫が多く飛ぶ時期は大変です。
ボディカバーをしていても、カバーの隙間から紛れ込んだ虫たちがそこでお亡くなりになることもあって、安心できません。
こんな虫たちの跡が付いていた時は、専用のクリーナー類を使おうか考えてしまいますが、まずは、もっとお手軽な方法で対処してみましょう。
それでもダメなら…
仕上げ前の状態をチェック
用意するのは「バケツ一杯の水洗い」の道具のみ
今回はクリーティングコートは使いません。
- 水
3~4リットルで十分。
普通の水道水で構いませんので、小さなバケツに入れておきます。 - バケツ
3~4リットル入れば十分です。 - タオル
水洗い用と拭き取り用の2枚のタオルを用意します。
※今回は1枚だけで対応できましたので、1枚だけでもOK。
綿100%の水を吸収しやすい普通のタオル(フェイスタオルほどのサイズ)で十分です。
水も汚れ落としの強力なアイテム
水で物体をふやかしてからバケツ一杯の水洗いで落とします。
水洗いタオルを作る
水洗い用と拭き取り用の2つのタオルを作ります。
作り方は過去に解説した記事がありますので、そちらを参考にしてください。
水でブツをしっかりふやかす
ガッツリ乾いてしまった物体に水を染み込ませてふやかします。
まだ残っていればもう一度ふやかす
残った水滴を拭き取る
最後に残った水滴を拭き取り用タオルで拭き取ります。
もし何度やっても水だけで落ちない場合はピッチレスコート
水だけで頑張りすぎてしまうと擦り傷を増やす原因になりますので、水洗いを2~3度試して無理なら、ピッチレスコートの力を借りてください。
直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(大:1個 小:1個)
- 竹串(1本)
ピッチレスコートを使う方法はこちらの記事を参考に。
もちろんピッチレスコートの力を借りても、早く落とそうとして焦ってゴシゴシはダメ。
ゆっくり丁寧にやればいい結果が出るハズですからね。
フロント周りに虫の跡がびっしり付いてる時や長時間放置してしまった時は作業も大変なことになりますが、諦めずに頑張ってください。
ボディに虫が張り付いてから長い時間が経っているものは、その虫の跡は取れたとしても、ボディにシミ(変色)が残ることがあります。
これはどうにもなりませんので、変色を残さないためにも早めに対処しましょう。
今回の虫の跡の落とし方を簡単にまとめる
水洗いのちょっとした応用です。
- 滴り落ちるほどたっぷり水を含ませたタオル(水洗い用タオル)を作る
- 対象物に被せてしばらく置く
- ふやけたら軽くタオルを滑らせる
- 拭き取り用タオルで残った水滴を拭き取る
虫の死骸や鳥の糞、樹液、花粉がこびりついている時に使う方法です。
虫が付いても対処しやすいボディを維持する
初夏から秋まで虫たちがたくさん飛ぶので、走っても保管中でも虫にやられてしまいます。
虫が付かないようにすることは、まずできません。
でも、虫が付いても被害を減らすことは出来るはずです。
ですから、普段からお手入れをして虫がついたとしても落としやすいボディを維持しましょう!!
あらためて…今回は「バケツ一杯の水洗い」
水とバケツとタオルだけなので、誰でもすぐにできます。
もしこれから道具を揃えたい方は、こちらでも販売してまいますので、よろしければ。