2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

雨降り後のボディに頑固にこびりついた汚れ跡を落とす。シミになっていなければ何とかなるかも。【レクサス LS460】

車のお手入れ

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ボディに頑固にこびりついた汚れ跡の除去方法を知る!

今回は、ボディ全体に頑固にこびりついた汚れ跡を取り除く方法を解説していきます。

汚れ跡って表現、変ですね。

この汚れは、ホコリ、花粉、黄砂などが積もった状態で雨が降り、雨水だけ乾燥して残ったものです。たぶん。

水だけでは落ちない面倒な汚れです。

これを水やシャンプーだけで落とそうとしても、それだけでは落とせず、落とせないと無理してしまうこともあり、無理したときはキズ必至です。

これをそのまま放っておくと固着したりシミになって、コワイことになることは間違いないです。

ここでご紹介する症状は、塗装面がダメージを受けているウォータースポットではなく、汚れなどがボディの上に載っている状態(イオンデポジット的な状態)です。

仕上げ前の状態をチェック

黒いボディはすこぶる目立ちますね!

季節によって駐車場によって変わりますが、屋根のない駐車場では高確率です。

何これ?模様?ってくらいの状態
拡大すると無数の輪っか状の跡が残っています

以前に付いたであろう洗車傷がいくつも見えており、深い傷も輪染みもありそうです。

この写真は水洗い後の汚れの様子です。

水洗いする数日前まで雨が降り、その後、ボディに残った水滴に花粉などが多く降り積もってから水分が蒸発してこの状態になったようです。

以降の施工で、水洗いだけでは刃が立たなかったガッツリ付いているこの状態が、どこまで改善するのでしょうか?

用意するものは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • 竹串(1本)

以下のタオルは別途ご用意ください。

  • 拭き取り用タオル
    拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
    施工時の写真で登場するようなタオル、または一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。

ピッチレスコートには研磨剤・コンパウンドは一切入っておりませんので、汚れを強引に削り落としているわけではありません。

汚れを少しずつ少しずつ溶かしながら落としているのです。

スポンジでゴシゴシこそぎ落としているように見えますが、溶けた汚れをこそいでいるだけなので、軽い力でも落ちやすいのです。

お間違えの無いように!

事前準備

まだ使っていない新しいスポンジは固くキズを入れやすいので、新品スポンジを使う場合は、事前にスポンジにピッチレスコートを馴染ませて表面を柔らかくしておきます。

また、初めてピッチレスコートを使う場合は、スポンジを押さえる力加減や、これから頻繁に出てくる「スポンジ戻し」の練習をしてください。

いきなり本番は危険です。

はやる気持ちを抑えてスポンジ作りと練習をしてから挑みましょう。

施工手順

ピッチレスコートが持つ汚れを落とす効果をしっかり使います。

と同時にキズを埋める効果も発揮しますので、軽めの浅いキズなら見えなくなるかも。

使い方はスポンジで塗りこんで、タオルでふき取る

ピッチレスコートの容器をよく振ってから、容器の口にスポンジをあてがって容器とともに1度上下に振ります。

するとこのようにピッチレスコートがスポンジに付きます。

まずはトランクの一部分だけ施工するので1回だけ付けます

2回も3回も付ける必要はありません。1回で充分です。
スポンジの滑りが減りはじめたと感じたら、また1回だけ付けます。

まず、指でさした間の汚れを落としてみましょう。

この小さな範囲です

上で書いたように、ピッチレスコートは汚れを溶かしながら落とすので、ゴッシゴッシ力を入れる必要はありません。

強く力を入れてはいけません。

小さく縦横円を描いて擦り(塗り)ます

スポンジで擦る際は、スポンジ全面で擦るのではなく、スポンジの前半分で擦り、後ろ半分はわずかに浮く感じになります。

スポンジを横から見ると後ろ半分はやや浮いてます

塗った後はまだピッチレスコートがたくさん残っているので、これをスポンジのピッチレスコートが付いていない部分で軽く撫でて、残ったピッチレスコートを吸い取っていきます。(これをスポンジ戻しと呼んでいます。)

ここ(指でさした部分)はピッチレスコートがまだあまり付いてません
「擦る」よりも「撫でる」と塗った感が減ってきました
先ほど塗ったときよりも力を抜いています
「撫でる」です

これで余分なピッチレスコートが吸い取れたら、ほぼ完成。

スポンジだけで、ほとんど吸い取れました

あとは、よく見ると部分的に色が濃くなっている(まだピッチレスコートが多めに残っている)ので、全体をタオルで均します。

180匁程度のフェイスタオルなら、四つ折りにした状態(4枚が重なる厚み)がちょうど良いです。

以下の写真のタオルはフェイスタオルと形は異なりますが、四つ折りで使っています。

タオルでゆっくり撫でます

タオルで撫でるときもスポンジと同じく、縦横円を描くように、また、小さく移動させたり大きく移動させたりしながら撫でると、徐々に塗りムラが消えていきます。

濃い箇所が無くなりました

別に、ゴッシゴッシ力を入れて擦らなくても、ちょいちょいちょいってピッチレスコートを付けたスポンジで「撫で擦る」とあっさり落ちます。

汚れにもよりますが、この程度の固着具合なら、これで十分です。

労力も時間もそれほどかかりません。

続いて広い面積を

面積が狭くても広くても方法は同じですが、一気に広い面積を施工すると塗りムラが出やすい(ボディの状態や施工してあるコーティングの種類によっては必ずムラが出ます)ので、20〜30センチ四方ごとに施工するようにします。

横着せずに、狭い範囲で確実にいきましょう。

同じくピッチレスコートを一付け
20~30センチ四方くらい縦横円を描いて擦ります

この写真では施工する面積が20〜30センチ四方よりも広いですが、ボディの状態によってはこれくらいの面積でも大丈夫です。

塗りムラになる様子を見ながら施工する面積を調整してください。

小さく細かく擦ったほうが落ちやすい時は、さらに細かく擦ります
汚れが落ちたと思ったら、スポンジ戻しをします

もし、スポンジ戻しをした後にまだ汚れが残っているようなら、もう一度、スポンジにピッチレスコートが含まれている部分で縦横円をやってからスポンジ戻しをして…を繰り返します。

スポンジ戻しをしてもピッチレスコートが吸い取れなくなってきた時は、、スポンジの裏面や別のスポンジを使ってみましょう。

ピッチレスコートがあまり含まれていない別のスポンジ(右)を使えば
スポンジ戻しがやりやすくなります
最後にタオルで拭いて、ツルツルの質感も確認できたら完成

もし、タオルで塗りムラが消えない場合は、スポンジと同じように、あまりピッチレスコートが染み込んでいないタオルの面を使いましょう。

右のタオルの方が、含まれているピッチレスコートの量が少ない

時々、そんな黒い汚いタオルを使って!!なんて言われますが、ダマが出来たり固くなっていなければ、使いやすいし、タオルだけでも効果があっていいんですよね。

黒いタオルを使いたくなければ、新しいタオルです。

そのへんは、基本をおさえながら自由にやってくださいw

何度も言ってしまいますが、タオルを使う時もスポンジを使う時も、押さえ過ぎ(力のかけ過ぎ)には注意です。

また、タオルにかかる力が均等になるように、指先だけで押さえず、手のひら全体を使って押さえるようにしてください。

指先で軽く押さえてみると
指先だけの跡が付きます

以上のように施工することで、こうなりました。

汚れが落ちました
近くで見ると、浅いキズはだいぶ埋まりましたが
浅いキズ以外は残っています

浅い傷はピッチレスコートが埋まって消えたようになりましたが、深い傷は残ってますね。

汚れは落ちても、もともと入っていたやや深めの洗車傷は無理です。

1週間ほど置いてからまた施工すればもう少し目立たなくなるでしょうが、残念ながら、深い傷が見えなくなることはありません。

でも、目立たなくなったでしょ??

そのようなキズはまだ残っているので、実際より良く見えるこんな写真は使いませんw

傷が目立たない撮り方ですねw

まだ施工していないフェンダーにあるキズは確認できますが、施工後のトランク部分は、キズがまだ残っているはずなのに全く分かないほどの見栄えです。

これからも、このような写真は使わずに、できるだけ実際に近い状態が分かるように、様々な角度から撮った写真を使ってご紹介していきます。

今回の汚れ落とし方法を簡単にまとめる

ピッチレスコートの基本の「き」です。

  1. ピッチレスコートをスポンジに付ける
  2. 縦横円を描きながら撫でるように擦る
  3. スポンジ戻しをする
  4. タオルで拭き取りつつ施工状態を確認する

ちょっと自信がないという時は、できるだけ力を抜いて試すか、しっかり使い込んだスポンジを使って試すか、傷ついてもどうなって問題無いモノを使って練習してから挑むか、そんな感じでやってみましょう。

初めて使う人には、施工したい部分をいきなり施工する前に、事前にスポンジ作りをしながら練習することを強くおすすめ…というより必須です!

あらためて…今回使ったクリーティングコートは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • 竹串(1本)

クリーティングコートのお求めはこちらからどうぞ

ご留意ください

各クリーティングコートで全ての素材、汚れをテストしたわけではありません。

場合によっては、汚れが落ちない、素材に跡が残る、なども考えられますので、初めてお使いになるときや、初めてお使いになる素材のときは、一度目立たない部位でお試しいただいて問題が無いことを確認してからお使いください。

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