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少し前に紹介した、誰でも作れる竹串。

ある女優さんが考案した”何とか棒”と雰囲気が似てる竹串ですが、その棒以前からあったと思われる竹串です。
そんな竹串を使いこなせば、たぶん満足いくお手入れができるはずなので、竹串の使い方をご紹介します。
竹串ってなに?
なんだこれ?そう思うのも無理ないです。
手作り感満載の3本の竹串を束ねただけの手作りのもので、道具っぽくない道具ですが、とある一部のマニアな方々にとっては使い勝手がいいと評判らしい道具です。
全てのクリーティングコートにしっかり付属しています。
使い方は色々、狭い所が得意です
この竹串を何に使うかですが、それは、指も入らない狭い隙間を仕上げるためです!
竹串の厚みは2~3ミリですが、竹串単体では使わずにタオルを巻いて使うので、5~6ミリほどの隙間であれば仕上げられるはずです。

竹には弾力性がありますので、不用意に力を入れてもシナることでうまく力が逃げるので、傷も入りにくいです。

だからといって無理に力をかけたり雑に施工すれば、施工する対象に傷を入れたり竹串が折れるので無理は禁物です。
基本的な使い方をエアコンの吹出口で解説
竹串にタオルを巻いて拭くだけの、単純明快な使い方です。
まずはエアコンの吹出口をP113を使ってお手入れしてみます。








エアコンの吹き出し口には、手前に上下の羽根と奥に左右の羽根があるので、両方ともキレイにやっときましょう。
竹串を力を入れて握ると微妙な力加減ができなくなりますので、竹串は軽く持つだけです。
エアコンの羽根を折ってしまう危険もありますので、軽くです。

タオルに厚みが足りないと感じた時は、お好みで調整しましょう
もしタオルに厚みをもたせた方がやりやすいと感じた時は、タオルを折り畳んで厚みを調整してくださいね。



使いやすい厚みなら、タオルを折らなくても、1回折っても(厚みは2枚分)、2回折っても(厚みは4枚分)、自由で構いません。
同じやり方で他の部分のお手入れをしてみる
ホイールのナット穴









結局やってることはエアコンの吹出口と同じです。
メッキホイールのナット穴
こちらもホイールの穴のやり方。
メッキだからったやり方は変わりません。
下手に力を入れなければ何も怖がることないです。







力加減をより注意する以外は、特に今まで通りです。
ピッチレスコートで1度でも仕上げてあれば、ちょっとした汚れが付いてもタオルでただ拭くだけでも綺麗になります。
窓ガラスの隙間
こんな狭い隙間があっても問題なしです。



ゴム類に接しているガラスの隅は、強く擦るとそのゴムに跡が残ったり傷めることがあるので、あくまでも軽くです。
狭い隙間ならどこでもOK!
こんな感じで使えば色々なことができます。

網目のグリルにはさらに効果を発揮します

汚れ溜まりますからね

ブラシだけじゃないですよ

埃がたまりやすいし、汚れが付きやすいです
竹串が入る隙間、凹みならどこでもOKなので、使えそうなところを見つけてみてください。
ちょっとした工夫で入らなそうな所にも使えるかも
先ほど登場したホイールの小さな穴っぽこは、竹串が入らないこともあります。

竹串の幅よりも穴の方が狭い場合でも大丈夫。
3本の竹串を一直線ではなく三角形により合わせて幅を狭めれば、しっかり仕上げられます。
これでは何言っているのか分からないので下の写真を見てください。
一目瞭然。


竹串って、色々考えられてるんですね。
クリーティングコート毎に使い分ける
最後に1点だけ注意。
竹串はそれぞれのクリーティングコート用としてに使い分けてください。
ホイール用に使っている竹串を窓ガラスを拭くときに使ってしまうと、P8コートの成分がタオルに付いてしまって、ガラスがキレイに仕上がりませんし、内装にも付いてしまうかもしれません。
幾つか例を挙げましたが、どれもやってることは同じなんですよね。
タオルを竹串にかぶせて、必要ならP113やピッチレスコートをタオルの先っちょにつけて、擦ったり拭くだけ。
そして、力を入れて握らずに軽くつまむだけ。
とても単純なものですが、かゆいところに手が届く道具です。
是非、使いこなしてください。
そして、どんな洗車方法でもどんなワックスでもこの道具は使えるかもしれませんので、クリーティングコート以外のものを使っている方も試してみてはいかがでしょうか?
竹串は弊社でわざわざ買わなくても自分で簡単に作れますからね。
それでは。
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