2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

細部まで丁寧にお手入れするなら竹串を使うべし。そんな竹串の作り方を解説。

アドバイス

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昔は、なにこれ?マツイ棒?(マツイ棒についてご存知無い方はこちら)ってよく言われてしまった竹串ですが、うまく使うと細部のお手入れもできますので、どうぞ活用してください。

そして自分でも簡単に作ることができますので、興味のある人は、弊社ネットショップで販売しているものを使うよりも自分で作った方がいいです。

用意する材料と道具はこれだけ

ただ3本の竹串を束ねただけのものが使いやすい

材料

  • 普通の紙
    B5サイズのコピー用紙を使ってます。
    A4でも構いませんが、折りたたんで切るときにB5だと丁度いいサイズになります。
  • のり
    透明な液状のりです。
    こんな容器に入っているといいです。
  • 竹串
    長さが18センチか15センチの断面が丸い竹串です。
    各クリーティングコートに付属しているのは15センチで作ってます。
    使いやすい長さの竹串で作ってください。
  • 布テープ
    普通の50ミリくらいの幅ですか。

紙以外は、全部100均で手に入れました。

道具

  • カッターナイフ
    ただ紙を切るだけです。普通のもので十分です。
  • ニッパー
    竹串を切断するのに使います。
    無ければ大きめのハサミでも代用できます。
  • 木工用ヤスリ
    竹串を少し削るのに使います。
    削る工程をやるかやらないかはどちらでもいいです。
    販売用は…時間節約のためにやってませんw

この3つも身の回りに無ければ100均で手に入りますが、すぐに切れ味や削り心地が悪くなりやすいので、できてばそれなりのものを探した方が長い目で見たらいいかも。

作り方を解説

紙をちょうどいいサイズに切る

B5サイズのコピー用紙を縦に4等分します。

この紙を
縦に1回折って
もう1回折って
カッターナイフで切って
ただの細い紙が完成w

B5用紙の短辺は182ミリなので、4等分したら約45ミリになります。

ま、こんなもんです。

竹串を選別する

正直、100均で売っている竹串は精度が微妙なものが多いです。

並べるとすぐ分かります。

隙間が空いてますね

原因の竹串を抜き出すと…

曲がってたり、ささくれだってたりしてます

ですから、そんな竹串は省いて真っ直ぐなものだけを使います。

微妙に反ってても、支障無さそうならまあOKでしょう。

スーパーやホームセンターで売っているプラスチックの容器に入っているモノは、もっと精度が良いので、そちらを選んでもいいです。

そうすれば、選別作業はほぼ必要ないですね。

竹串を紙に貼る

選ばれた竹串を細長く切った紙にのりで貼ります。

のりの中栓と蓋を取っておきましょう
で、竹串を3本、平らな方を揃えて持ちます
平らな方ですよ
そしたら、ドブっと漬けます

漬け過ぎはべっちゃべちゃになるので適度に付けてください。

貼り付ける紙の幅を考えて漬けましょう

のりが付き過ぎたら、容器のフチでこそぎましょう。

あとは、紙に置くだけ
置いた時に、尖っている方の長さを揃えます

ハの字にならないようにまっすぐ揃えます。

竹串によっては長さがマチマチですが、後々尖った先っちょを切りますので、それほど神経質にはならないようにお願いします。

これを4~5センチ間隔で置いていきます
たくさん作りたい人は、机の上がこんな状態になりますので覚悟してください

あとは、しばらく乾くまでそのままにしておきましょう。

ドライヤーなどで乾かそうとすると、のりが全く乾いていない状態だと竹串がずれたり紙がめくれ上がったり面倒なことになるので、ドライヤーを使うなら少し乾いた状態で使うといいですよ。

ドライヤーを使って失敗した経験があるので、知ってるんですよw

紙を切ってのりを付けて包む

のりが完全に乾くとこんな状態になってるはず

乾いたら、まずは、切り分けましょう。

旗みたいになるように、隣の竹串のギリギリを切ります

貼った串と串の間を切ってもいいです。

販売用の竹串は、串と串の間を切って貼ってます。

そして、紙にのりを塗って包みます

さきほど使ったのりに蓋を付けて、のりを紙に塗ります
指で糊を伸ばしてもOK
あとは旗を破らないようにくるくる巻いて
完成です
で、これも同じく、乾くまでしばらく待ちます

持ち手の部分に布テープを巻く!

必ず乾いてから巻くようにしましょう。

布テープを切ります
5~6センチくらいがいいです
適当に切ったら7センチでした
ちょっと長め
紙の部分に巻きますが
真っ直ぐ貼って
くるくるくるくる巻いて
しっかり貼り付くようにぎゅぎゅっと押して
後ろに少しはみ出た紙とテープをニッパーやハサミで切れば
スッキリです

これで柄の部分が完成です。

最後に串の尖った部分を切り落とす

切る場所はここ
円錐になり始めの部分です
ニッパーやハサミで一気に
切り落として
完成

もし切り口の尖りが気になるようなら削っておくといいですね。

ヤスリで削り落とせば
角が取れれば
より安心して使えるかも

少し手間はかかるけど、たぶん誰でも作れる

単純なものですが、ちょっとだけ作り方にコツがあるので細かく解説しました。

少し手間と時間はかかりますが、難しいところは無いので誰でも作れると思いますよ。

ただ、竹串を買おうとすると100本とか200本とか大量に入っているので、100本入りでも33本も作れてしまいます。

あって困ることは無いですが、ありすぎるのも…

最後に何ですが、わざわざ糊で貼る必要あるの?って思いませんでしたか?

糊を使うのは面倒だから、布テープでギュッと巻いとけばよさそうに思ってしまいますが、実際は、糊で固定しないとタオルを巻いて細部を施工している最中に竹串(特に真ん中の串)がくるくる回って抜け落ちるんです。

これでは使いものになりませんので、面倒くさがらずに糊で固定しましょう。

クリーティングコートのお求めはこちらからどうぞ

ご留意ください

各クリーティングコートで全ての素材、汚れをテストしたわけではありません。

場合によっては、汚れが落ちない、素材に跡が残る、なども考えられますので、初めてお使いになるときや、初めてお使いになる素材のときは、一度目立たない部位でお試しいただいて問題が無いことを確認してからお使いください。

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