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黒色の鉄ホイールの汚れの落とし方をご紹介します。
冬タイヤに交換するとき、またはその逆のときも、取り外したときこそホイールキャップに隠れていた部分や裏側をお手入れすることができますので、ぜひとも、タイヤ交換のタイミングにやってしまいましょう。
隠れていた部分のホイールの汚れをしっかり落とす!
冬や春にタイヤ交換したとき、ホイールキャップを外した時に、汚れているけど見なかったことにしよう…なんてことになった人、いませんか?
手が汚れるし面倒なので億劫に思ってしまうかもしれませんが、作業は難しくない(若干面倒かも)ので、一度チャレンジしていただきたいです。
吹きつけて乾いたら拭くだけですからねw
仕上げ前の状態をチェック
外したばかりの状態を見てみます。







用意するクリーティングコートは「P8コート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(1個)
- 竹串(1本)
<BASEの商品ページを見る>
以下のタオルや軍手は別途ご用意ください。
- タオル
汚れを軽く拭き取ったり、噴霧後ある程度乾いたP8コートを拭き取るために使います。
施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオル、ウエスをご用意ください。 - 手袋(軍手など)
スポンジで擦るときやタオルで拭き取るときに、はめます。
軍手でも薄いゴム手袋でも構いません。
ゴム手袋を使えば手が汚れずに済みますが、スポンジやタオルを扱う時に少し滑るので施工しにくいかもしれません。
施工手順
タオルで汚れを大雑把に落とした後、P8コートを直接吹きかけてから、ある程度乾かし馴染ませたらタオルで拭き取るだけの、簡単作業です。
タオルで表面に付いた汚れを大雑把に落とす
まずは、今までタイヤやホイールに使っていたタオルで、表面を撫でるようにササッと軽く拭くだけです。
まだタイヤやホイールに使ったことがないタオルの場合は、タオル全体にP8コートを2〜3回吹きかけてから揉むようにしてから使うと、使いやすくなります。
ここでは、タオルで落ちる汚れだけを落とします。
無理に擦ってもキレイになることはまず無いのと、擦った跡を傷として残してしまうだけなので、ゴシゴシするのは逆効果です。










タオル拭きでの注意は、裏側にはこのような若干尖り気味で微妙な隙間があるので、ここにタオルのパイルを引っ掛けて伸ばさないようにしてください。
伸びたパイルはまた引っかかるし、切らないと使いにくいのです。



以上で軽く汚れを払いましたが、このような状態にしかなりません。(表側の写真を撮り忘れました)


(裏側)P8コートをまんべんなく吹きかける
軽く汚れを払った後は、とにかくまんべんなくP8コートを吹きかけます。
P8コートの消費量を減らそうと少なめに使うと、P8コートがかかっていない部分とかかった部分に差ができて仕上がりがイマイチになるので、少し多めに吹きかけてください。
吹きかけ過ぎても問題ありませんが、乾かすまでの時間がかかるのと、後々の拭き取りが面倒なので、ほどほどの量を吹きかけるのがいいですよ。
また、たっぷり吹きかけるので、下に新聞紙やダンボールなどを敷いて、床にP8コートが垂れないようにしておきます。
コンクリート床がツルツルしますので、コワイですよw

すでに敷いて作業してましたけど








この方法、全周に確実に吹きかけられますが、下を向きながら自分が回転するので、クラクラしないように気をつけましょうw
(裏側)P8コートを乾かす
このまま表側にひっくり返してP8コートを吹きかけたいところですが、この状態でしっかりP8コートが汚れを浮かせてもらいたいので、一旦この状態で乾かしてしまいます。
このあと用事で外出したので、たぶん6時間ほど放ったらかしたと思います。



たっぷり吹きかけたときは乾くまでに時間がかかりますので、時間に余裕があるときにやれるといいですね。
ひとまずこの状態のまま、ホイールをひっくり返して表側の作業に移ります。
(表側)P8コートをまんべんなく吹きかける







もしP8コートの量を節約したいときは、吹きかける量を減らして、P8コートがかかっていない部分があればスポンジを使って塗り拡げても構いません。
(表側)P8コートを乾かす
今回は1時間ちょい乾かしました。



スポンジを使ったのは写真の左下あたりにスジのようになっている部分です
(表側)乾いたP8コートを拭き取る
表側もしっかり乾いたら、あとは、乾いたP8コートをタオルで丁寧に拭き取ります。
拭きはじめは、P8コートがタオルに張り付くようになるので重く感じますが、ある時に急に軽く感じますので、そうなれば拭き取り完了です。
ここで、2枚用意したタオルのうち、1枚目で粗く拭き取り、2枚目で仕上げ拭きをするとキレイに仕上がりやすいです。



(2枚目のタオルを使った写真が無かったので1枚目のタオルの写真で代用してます)

(2枚目のタオルを使った写真が無かったので1枚目のタオルの写真で代用してます)

これで拭きムラも無くなったら、拭き取り完了



でも、ゴムのバルブは竹串等で攻め過ぎると傷めてしまうのでほどほどに
(裏側)乾いたP8コートを拭き取る
残るは裏側の乾いたP8コートを拭き取ります。
同じく、軽い力で丁寧に拭き取るだけです。





1枚目の粗く拭き取るタオルも、2枚目の仕上げに使うタオルも、拭き取っているタオルがP8コートをたっぷり吸うと、徐々に吸収が悪くなり拭き取りにくくなるので、そうなったら、まだあまりP8コートを吸っていない別のタオルに変えて拭き取るようにしてください。
拭き取りにくくなると拭きムラの原因になり仕上がりに影響します。



以上でホイールのお手入れは完了です。

左:2枚目の仕上げ拭きタオル 右:1枚目の粗拭きタオル
最後に、タイヤをお手入れ
保管するタイヤに何かを塗ることには賛否両論あるようですが、P8コートはゴムを劣化させにくいので、保管する前でも塗っています。
が、不安な方は塗らないでいいと思いますので、以降の作業は飛ばしてください。










タイヤに塗ったP8コートが乾いたら完成
P8コートを1日乾かした状態です。


以上で全ての施工が終了です。
この後は、塗ったP8コートが落ちてくれば、ホイールもタイヤも黒艶が無くなっていくので、定期的に施工する必要があります。
裏側は取り外すとき以外はできませんので、タイヤ交換のタイミングでやっておくといいですね。
今回仕上げたものは3月末にはスタッドレスタイヤと入れ替わるので、次の冬に交換するときに、どんな状態になったかをまたチェックしてみます。
今回の黒色鉄ホイールの汚れの落とし方を簡単にまとめる
- 乾いたタオルで軽く払って落ちるだけの汚れを落とす
- P8コートをまんべんなく吹きかける
- P8コートが乾いたら(馴染んだら)、乾いたタオルで拭く
難しい作業は全くと言っていいほどありません。
P8コートをしっかり全体的に行きわたらせて、タオルで拭く時の力加減をうまく調節して作業すればうまくいくでしょう。
あらためて…今回使ったクリーティングコートは「P8コート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(1個)
- 竹串(1本)
<BASEの商品ページを見る>
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