クリーティングコートの様々な使い方を写真や動画を使ってできるだけ細かく解説します。

シフトロッドのサビ落とし。錆びてても諦めたらダメ!【ホンダ ホーネット】

バイクのお手入れ

この記事は約 8 分で読めます

今回は、ホンダ ホーネットのサビが浮いたシフトロッドをピッチレスコートでどれだけ綺麗になるかやってみます。

無理かな?と思うようなサビの落とし方を知る!

サビが浮いていても諦めない。

ガッチガチにくっついているサビ、食い込んでいるサビ、もうどうしようもないと諦めてはいけません。もしかすると…うまくいくことも。

仕上げ前の状態をチェック

指で触るとザラザラの正真正銘のサビです。

こんなサビは専用サビ落としを使うのが一般的なようですが、ピッチレスコートでどこまで落ちるか実際に試してみましょう。

この程度のサビなら意外とあっさり落ちて拍子抜けするかもしれません。

遠くから見ると分かりません
どの場所を指しているのかもよく分かりませんが…
拡大すると、この部分
シフトベダルとミッションをつなぐ棒です
しっかりサビています
これでもまだ軽症な方ですかね

用意するクリーティングコートは「ピッチレスコート」

メッキや金属部分に発生したサビはピッチレスコートを使って仕上げます。

ピッチレスコートに付属するタオルやスポンジ以外に、いくつか用意したいものがあります。

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • タオル(1枚)フェイスタオルサイズの綿タオル
  • 竹串(1本)
  • 軍手(片方のみ・親指だけ出せるようになっています)
    ※80ml入りには軍手は付属しません
  • ピッチレスコート
    金属(メッキ)にもボディと同じようにピッチレスコートを使います。
  • スポンジ
    大小どちらのスポンジでも構いません。
  • 拭き取り用タオル
    サビを含んだピッチレスコートを拭き取るので、付属のタオルやスーパークロス以外の柔らかいタオルを用意してもいいですね。
  • 筆・歯ブラシ
    普通に売られている水彩用の筆や普通の歯ブラシです。
    塗るためだけに使うので、使い古しのものでも構いません。
  • 竹串
    付属の竹串ではなく、焼き鳥で使われるような断面が四角い竹串です。
    長めの2本を持ち手の部分だけテープで固定した手作り道具です。

サビにも塗り置きが有効

サビに対処する場合、ピッチレスコートの量も重要になってくるので、スポンジを使った塗った場合と歯ブラシなどでたっぷり塗った場合を見てみます。

試しにスポンジを使う

先ほども紹介した、仕上げ前のサビがガッチリ付いた状態

まずは、一部分をいつものようにスポンジで仕上げてみますよ。

さてどうなるものか。

スポンジにピッチレスコートを1回付けます
ボトルの口の分だけ付いてますよね
あとはそのままサビの一部分を何度か擦ってみます

多少の力を入れても大丈夫ですが、サビが大きくザラザラしている場合は、ザラザラでスポンジも削れてしまうので加減しましょう。

結果は…あまり落ちませんでした
茶色い色が僅かに落ちかな?ってくらい

もっとたっぷりピッチレスコートを使ってスポンジで擦り続ければ落ちていくはずですが、楽では無いです。

根気も入ります。

そして、スポンジがすぐにダメになります。

ですから、もっと簡単な方法でサビが落としてみます。

たっぷり塗り置きしてから除去する

ホイールの仕上げでご紹介することがある「塗り置き」する方法を試してみます。

※ピッチレスコートは素材を攻撃しませんので、塗り置きをしても腐食や変色の心配はありません。

ピッチレスコートをたっぷり塗る

ピッチレスコートをたっぷり塗る時は、スポンジよりも筆や歯ブラシが有効です。

まずは、筆や歯ブラシにピッチレスコートを付けやすいように、ボトルのキャップにピッチレスコートを注いでおきましょう。

そして、筆や歯ブラシにピッチレスコートを付けたら、サビ部分に塗っていきます。

このくらいたっぷり塗れれば十分
ピッチレスコートで覆われたのが分かります
(ピンボケで申し訳ないです…)

このあと少し置いてサビに浸透させますが、今回のサビはそこまで強力では無い(と思う)ので短めに5分ほど置きました。

サビを竹串で擦って落とす

用意した竹串を使ってサビを擦っていきます。

焼き鳥用竹串を2本用意して持ち手部分をガムテープで固定しただけ
特殊な道具ではないです

なぜ竹串を使うのかと言うと、比較的硬いものの弾力性やシナリがあって素材を傷めにくいからです。

色々試して一番良かったのが自然な素材「竹」だったのですね。他にも良い素材がありますが、それは別の機会に使い方と一緒にご紹介します。

仕上げを続けます。

はじめに、先っちょの丸く削られた部分で軽く擦ってみます

竹串の持ち方は、先の方でもなく後ろのほうでも無く、中間くらいを軽く握ります。ギュッと握ると力の調整がし難いので、軽く持ちましょうね。

持つ力も擦る力もどちらも軽くです
押さえつける必要はありません

サビはデコボコしているのでシャリシャリと音がしますが、少しずつ音がしなくなって、抵抗が無くなっていきます。

そして、白く塗ったピッチレスコートにサビが混ざって茶色く変色していきます。

上の写真では竹串の先端が茶色くなっているのが分かりますか? これがサビです。うまく除去できている証拠です!

軽く擦っただけでは落ちにくい時は、少し力を入れましょう。

キズには要注意

特にメッキ上に発生したサビを除去する際は、軽い力でもサビの無い部分まで擦り傷を入れてしまうこともあります。

できるだけ目立たない部分で試して問題が無いことを確認してから仕上げてください。

そして、竹串をどけてみると、

今擦った部分にキレイな金属の色が出てきたのが見え隠れしてますが…

ピッチレスコートを全体に塗りましたが、擦った部分とそうでない部分を比較するために、一旦全体のピッチレスコートをスポンジで拭き取ります。

タオルで拭きとっても構いません。

ここではスポンジで拭き取りました

結果は、一目瞭然!違い過ぎますね!!

仕上げた場所を指し示さなくても十分確認できます
拡大してもキレイ!

竹串で軽く擦るだけの簡単仕上げです。

スポンジでゴシゴシ根気よく落とすより楽チンですよね。

これで落ちるとわかれば、あとは全体を同じように仕上げていくだけです。

今回はサビの状態がそれほど酷くないので竹串の先端だけで仕上げられましたが、もう少し強力なサビの場合は、竹串の角の部分を使って擦ってみましょう。

残りのサビも同じように落とす

左側からピッチレスコートを塗ったあと放置して
竹串で擦って
(茶色いサビの色がピッチレスコートに混ざっているのがハッキリ分かります)
スポンジで拭き取る
最後に残りの右側を
ピッチレスコートを塗ったあと放置して
竹串で擦って
スポンジで拭き取る

最後にタオルで仕上げ拭きをして完了

全体のサビが落ちたらタオルで仕上げ拭きして作業完了です!

仕上げ後の状態をチェック

違いがハッキリと分かるほど、サビを落とすことができました!

仕上げ前と比べて明らかに変わりました。

今回のシフトロッドのサビ落としを簡単にまとめる

ピッチレスコートの力を目一杯使いました。

擦る力もたいして使わないこともお分かり頂けたはずです。

小道具も使いましたが、簡単に手に入るものを使っていますので、すぐに仕上げられます。

  1. ピッチレスコートをたっぷり塗る
  2. サビにピッチレスコートが浸透するのを待つ
  3. 竹串の先端や角でサビを擦る
  4. 残ったピッチレスコートをスポンジやタオルで拭き取る

一度仕上げれば、素材の表面にピッチレスコートの膜(これを保護膜といいます)が出来上がります。

その保護膜は素材自体を保護します。

保護膜を維持することでサビを発生しにくくさせますので、定期的にピッチレスコートでお手入れしてください。

今回の仕上げで掛かった時間は、写真を撮りながらの作業でしたが、待ち時間を入れてもたったの12分でした。

素手で触れないほどの強力な薬剤は使ってません。

ピッチレスコートだけ。

あとは、ちょっとした道具とコツだけで仕上げていますので、この程度のサビであれば誰でも15分もあれば出来るでしょう。

ただし、金属やメッキに深く侵食しているサビは落ちないか、落ちにくいか、落ちても素材にデコボコが残ります。

これはやってみないと分かりません。

ですが、諦めずに是非チャレンジしてください!

どの程度のサビが落ちるのかよく分からない時は気軽に質問してください。

ご質問時に写真があればなお判断しやすいので、どうぞよろしく。

あらためて…今回使ったクリーティングコートは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • タオル(1枚)フェイスタオルサイズの綿タオル
  • 竹串(1本)
  • 軍手(片方のみ・親指だけ出せるようになっています)
    ※80ml入りには軍手は付属しません

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