2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

ハンドルの手アカ・タバコのヤニなど汚れをキレイに落とす。タバコのヤニは臭いも強烈【日産 エルグランド】

車のお手入れ

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ハンドルに付いた手アカ・タバコのヤニなどの汚れをキレイにする!

シートと同じか、それ以上汚れるハンドルの汚れを落としてみます。

車の中で一番、手を触れる場所なので、どんな車でも汚れやすいです。

仕上げ前の状態をチェック

クラクション、エアバッグがある部分が主です
ここが一番汚れる場所
タバコのヤニも溜まっているはず
運転中に飲んだ飲み物や、咳やくしゃみが飛ぶことも

やり甲斐のある汚れ方しています。

すばらしいw

ハンドルは、手の汚れ以外も、タバコのヤニ、飲み物、咳やくしゃみの飛沫(ちょっと汚らしくてすみません)、など様々なものが付きます。

そして、見て分かる通り、素材に細かい凸凹があって綺麗にするのが難しそうです。

用意するのは「P113」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(1個)
  • 竹串(1本)

<BASEの商品ページを見る>

以下のタオルは別途ご用意ください。

  • 拭き取り用タオル
    P113が落とした汚れや、残ったP113を拭き取る時に使います。
    施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオル、ウエスをご用意ください。
  • 歯ブラシ
    P113を付けて擦って使います。
    毛の硬さができるだけ柔らかいものを選んでください。
P113とP113-IIの違い

P113とP113-IIはどちらも、内装などの簡単な汚れからエンジンルームのキツめの油汚れまで、様々な汚れ落としをするためのものです。

P113に比べてP113-IIの方が汚れ落としの効果が強力ですが、素材を傷めやすい、変色させやすいといった心配はありません。

施工手順

スポンジ、タオル、歯ブラシで擦る際、力を入れて擦ったからといってさらによく落ちることは無いと思ってください。

P113の力を最大限に使うことです。

無数のスジが縦横無尽に入っています

このスジに汚れが詰まると、タオルで擦っただけでは、そこまで綺麗にはなりません。

無数のスジのある部分の汚れを落とす

スポンジをうまく使って汚れを落とします。

よく振ってから
トリガータイプの容器なら1プッシュ
プッシュタイプ(フィンガータイプ)の容器なら2プッシュ
これくらいの量が付きます
まずはいつも通り左半分を施工します
小さく縦横円を描くように軽く擦ります
撫でるように擦るのでスポンジは押しつぶしません
丁寧に擦ると目に見えて落ちはじめました
急がずゆっくりです
汚れが落ちて浮きました

ここで、汚れを含んだP113が乾かないうちに直ぐにタオルで拭き取ります。

乾いてしまったらもういちどやり直しなので、テキパキいきましょう。

汚れていない(または、汚れが少ない)タオルを使います
撫でるように拭き取ります

ここで使うタオルは、乾いたものでも、水を含ませて固く絞ったものでも、どちらでも構いません。

違いがよく分かります
細かいスジに入った汚れも落ちました
拭いたタオルにはそれほど汚れは付いていませんが
スポンジを押し付けてみると
多くの汚れが除去できていました

今回の汚れは手アカやタバコのヤニなどの汚れなので、比較的簡単に除去できましたが、例えば、シートに衣服が擦れて付いた色(革やデニムの染料)の場合は落ちにくいことがあります。

このように落ちることが分かったので、あとはこれを繰り返すだけです。

次はキレイになるのか不安な汚れ
同じく1プッシュ
縦横円を描くように軽く撫でます

汚れが頑固そうだからといって強く擦らず、あくまでも軽く撫でるように擦るのです。

焦らず少しずつ擦ります
一番汚れの色が濃かった部分も落ちました
P113が乾かないうちにタオルで拭き取ります
凹んだホーンマークに汚れが残っていますが、他はキレイに落ちました

広い面積を一気に施工すると、汚れが落ちているところと落ちていないところの差(ムラ)が出やすいので、小さい面積ごとに汚れを落として、こまめに拭き取りましょう。

スポンジがほぼ潰れない力で擦ります
汚れを落としたらタオルで拭く、の繰り返しです
半分終わりました

スポンジで擦り続けると汚れがどんどん溜まっていくので、時々、スポンジをタオルに押し付けて汚れを落としましょう。

汚れたまま使うと、キレイになった部分に汚れを戻してしまうので、汚れたな、汚れが落ちにくいなと思ったら、タオルに汚れを吸わせましょう。

拭き取り用のタオルで吸わせると、そのタオルで拭き取る時に、スポンジと同じように逆に汚れを戻してしまうこともあるので、汚れを吸わせるタオルを別に用意しておいた方がいいかもしれませんね。

深く凹んだ部分の汚れを落とす

細かいスジより深く凹んだロゴなどには汚れがまだ残ってます。

ホーンマーク
ロゴなどの文字
立体的はエンブレム

このような深く細かいミゾには歯ブラシがよく効きます。

多少垂れる程度の少量をスプレーします
毛先が軽く触れるくらいの力加減で
小さく細かく擦ります
落ちたと思ったらP113が乾かないうちにタオルで拭き取ります
こちらの比較的簡単に落ちました

文字も同様です。

少量付けて
軽くブラッシング
小さく細かく擦ります
文字の周りまで汚れが落ちてしまいましたねw
P113が乾く前にタオルで拭き取ります
こちらも汚れが落ちました

ここでお分かりかと思いますが、先ほどスポンジで対処した細かいシワの部分も歯ブラシなどのブラシ類で施工できます。

もし歯ブラシなどを使って施工するほうがやりやすければ、ブラシ類をお使いください。

力加減さえ注意すれば大丈夫です。

メッキが施された立体のエンブレムも同じように施工します。

凹みよりもさらに凸凹しています
歯ブラシに少量付けて
軽くブラッシングします

エンブレムとの隙間は、毛先を斜め45度くらいの角度で当ててブラッシングしました

メッキや金属にP113が付いても問題ありません。

汚れが落ちたと思ったらタオルを小さくして
吸い取らせるように拭き取ります
上半分の汚れが除去できました
下半分も同様に
軽くブラッシング
汚れが落ちたら
乾く前にタオルで拭き取ります
内側の汚れが落ちました

エンブレムの外側の汚れがスポンジで落ちないときは、内側と同じように歯ブラシで汚れを落とすといいでしょう。

右半分の汚れが残っていたので、それを施工して完成です。

スポンジで擦ってタオルで拭き取ります
完成です

汚れ以外は対処できません…

このようにキズや表面が剥がれた部分は、汚れではありませんので、P113では対処できません。

よく握る部分
P113を付けたスポンジで擦っても
付いていた汚れは落ちても、剥がれた部分に変化はありません

縫い目の部分は、スポンジと歯ブラシを使って同じように施工すればキレイになる可能性がありますので、お試しください。

また、黒いスイッチ類は、タオルにP113を吹きかけてから拭いて、その後、タオルの汚れていない部分で拭き取れば汚れは落ちるでしょう。

縫い目とスイッチ類は対処できます

最終的に、このようになります。

手触りも変わったハズ

施工時に注意すること

P113をスポンジや歯ブラシにプッシュ(スプレー)する際は、周りに飛び散らないようにタオルの上でやりましょう。

シートの上にP113が飛ぶとそこだけ丸い跡ができます。

飛んだP113の粒の部分だけ汚れが落ちるので、丸い跡が付いたように見えてしまいます。

そのような丸い跡ができた時は、そのシートの汚れを全体的に施工してもらうことになりますので、お気をつけくださいw

革製品の黒ずみ、汚れ落としにも同じように使えますので、こちらの記事も参考になるかもしれません!

絶対落ちるとは言いません。落ちない汚れもありますのでw

そのへんはご留意ください。

あらためて…今回使ったのは「P113」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(1個)
  • 竹串(1本)

<BASEの商品ページを見る>

汚れが強力だと思われるときはP113-IIをお使いになる方がいいかもしれませんが、今回くらいの汚れなら通常のP113で十分です。

中には強力版のP113-IIでも落ちない汚れはありますが…

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  1. […] 上記の画像は「笠井工房ブログ」でもご覧頂けますが、黒ずんでいた汚れが綺麗に落ちているのが分かります。 […]

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