クリーティングコートの様々な使い方を写真や動画を使ってできるだけ細かく解説します。

窓ガラスコートが「拭き取りにくい」「キレイにならない」そんな時の対処方法。

アドバイス

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窓ガラスコート全般でのお話です。

窓ガラスコートは、汚れや油膜を吸着・除去して透明感をアップしてくれる、自分たちで絶賛すると胡散臭いですが、スグレモノです!

窓ガラスコートの効果のほどはこちら

こんな効果の窓ガラスコートですが、時々キレイにならない時があります。

そんな時の対処方法があるので、解説しましょう。

まずは「できることと」「できないこと 」の確認

できることは、

  • 油膜や汚れを落としてキレイにします。
  • 透明感をアップさせて、見やすくします。
  • 撥水効果によって雨・雪の日の見易さを確保します。
  • ワイパーを使う回数が減ります。
  • 汚れが付いても落ちやすくします。

反対に、できないことは、

  • 飛び石やワイパーの擦り跡は取れません。
  • うろこ状の雨ジミは取れません。
  • 半年とか1年とか効果を長期間保持できません。
  • 撥水効果はありますが、ノンワイパーはできません。
  • 曇りを比較的早く解消できますが、曇りを止めることはできません。

こんな感じです。

できるはずのことが「できない」のはなぜ?

この中で、油膜や汚れを落としてキレイにする効果はあるものの、実際に使ってくれた方から、こんな質問をもらうことがあります。

  • 塗ってからタオルで拭き取っても油膜のようなものが残ってしまう
  • キレイに拭き取れない

普段から解説している方法であれば、そのようなことはあまり無いので、何か使い方を間違っているか、ちょっとしたコツが必要な特殊な汚れなのか、そんな感じだと思います。

ですから、そこを解説していきましょう。

ただし、中にはどうやっても落ちない汚れ(のようなもの)もあるので、そんな場合の解説は除きます。

全ての汚れが落とせるなんてことは無いので。

…逃げです!

【原因1】窓ガラスコートが乾いていない!

窓ガラスコートは乾きながら汚れ・油膜を吸着させるので、乾いていない状態で拭き取ると、十分な効果が発揮できません。

全然乾いてません
これではちょっと…

それどころか、うまく処理しないと逆に汚くなります!

タオルも湿気るし、いいことありません。

◆ 解決方法は…

必ずしっかり乾かしてから拭き取る!

基本の基本ですが、これ重要です。

【原因2】窓ガラスコートの塗りすぎ!

窓ガラスコートは、塗って乾いたら拭き取る単純な工程ですが、【原因1】のようにしっかり乾かしてから拭き取っても白い粉ばかり出てキレイに拭き取れないことがあります。

白い粉がポロポロ落ちて拭ききれません…

◆ 解決方法は…

乾くとうっすら白くなる程度の量を塗る!

量が多過ぎても効果は変わらないばかりか、拭き取りにくくキレイな仕上がりが期待できません。

逆に量が少ない場合は十分効果が発揮できず、また同じく拭き取りにくいことがあるので、塗る量はあくまでも適量です。

これくらいがちょうどいい
これは塗り過ぎ…

【原因3】施工面の汚れが多すぎて処理しきれない!

まず、初めてお手入れする窓ガラスには、手アカ、皮脂、タバコのヤニ、ホコリなど色々な汚れや、何かしらの匂い(臭い?)の成分・物質も付いてます。

そして、汚れの他に窓ガラスクリーナーや洗剤の拭き残し、油膜の原因になる物質も付いてます。

こんな汚れがたくさんついていると、窓ガラスコートを1回塗って拭いただけでは取り切れないことがあります。

残った汚れがスジ状に

1回塗った窓ガラスコートの成分が、全ての汚れを吸着しきれなかったために、汚れが残ってしまったということですね。

◆ 解決方法は…

窓ガラスコートを塗る前に水で濡らしたタオルで拭いておく!

濡れたタオルで落ちる汚れを粗くザッと拭いておくだけでも随分変わります。

特に、タバコのヤニが多く付いている車の窓ガラスの内側には効果がありますので、一度拭いてみてください。

洗剤は使わず、水だけ使ってください。

洗剤で余計な成分を付けてしまう恐れがありますから。

その後に、窓ガラスコートを塗って乾いたら拭き取ってみましょう。

水拭きした時は、完全に水滴を拭き取る事は(たぶん)できませんが、水滴がわずかに残っている程度なら、完全に乾いた状態でなくても、その上から窓ガラスコートを塗ることができます。

【原因4】道具が汚れている!

使う道具は、窓ガラスコートの他に、スポンジ、拭き取り用タオル、すべり止め付き軍手(メガネに使うときは軍手は使いません)です。

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(2個) ※80ml入りの場合は1個
  • タオル(2枚)お手拭きタオルサイズの綿タオル
  • 竹串(1本)
  • 滑り止め付き軍手(1双)※80ml入りには付属しません

<BASEの商品ページを見る>

この道具の中で、スポンジ、タオル、軍手は使っていくうちに少し茶色くなっていきます。

スポンジを使い込めば、塗った時の窓ガラスコートが乾いたものがたくさん付きます。

タオルを使い込めば、乾いて汚れを吸着した窓ガラスコートがたっぷり付きます。

タオルで拭く時に使う軍手にも、汚れを吸着した窓ガラスコートがたっぷり付くのです。

これでは塗りムラ、拭き残しが多くなります。

使っていくうちにタオルは汚れます

◆ 解決方法は…

汚れが少ないスポンジと、汚れが少ないタオル、軍手を使う!

汚れが付いた道具を使えば、塗りにくいし拭き取りにくいのは当然ですものね。

スポンジで窓ガラスコートが塗りにくいときは、スポンジに付いた茶色い物体を手で叩くなどして落とすか新しいスポンジを使いましょう。

スポンジは洗うとコシが無くなって塗りにくくなるので洗わないほうがいいです。

タオルで窓ガラスコートが拭きにくい時は、タオルを折り返してキレイな面を使うか、洗って乾かしたタオルか新しいタオルを使うようにしましょう。

軍手が茶色く汚れていたらキレイなタオルも台無しなので、洗ったものか新しいものを使うようにしましょう。

スポンジもタオルも軍手も多少茶色くなった状態なら大丈夫ですが、度が過ぎた茶色さになっていたら要注意です。

【原因5】タオルが新しすぎる!

上で、タオルは汚れが少なく新しいものを使うように書きましたが、新しすぎてもキレイに拭き取れないことがあります。

新しいタオルを使った時、お風呂上がりに体が拭きにくかったことありませんか?

新しいタオルの繊維には少なからず糊が付いているので、水が糊に阻まれて吸収されないんですね。

弾かれてタオルに水滴が乗っかることもあります。

新しいと拭きやすいと思いきや…

◆ 解決方法は…

新しいタオルは、水でもいいからしっかりもみ洗いして陰干しする!

糊が邪魔をしてキレイに拭き取れないときは、水で洗うだけでも変わるでしょう。

糊はお湯(熱湯を使うか煮るともっといいですよ)で洗うともっと取れやすいです。

陰干しする時は、パイルが立つようにしてから干してください。

うまく言葉で表現できませんが、タオルをどこかに打ち付けるようにすると立ちます。

…表現が難しいので、以前に水洗いタオルの解説の中で書いたので、参考にしていただければ。

最近では、糊を落としてあるタオルもあるようですが、拭き取りしにくいときはこれをやってみてください。

【原因6】湿度が高すぎる!

場所の問題ですが、霧が出たり、台風が近づいたとき、ボディや壁まで湿るような湿気の多い時や場所では、キレイに拭き取れません。

朝露や夜露が付く時期・時間帯の場合も同じです。

◆ 解決方法は…

仕上げている場所の湿度が下がるのを待つか、施工面の湿度を下げる

施工面の湿度を下げるとしたら、エアコンや除湿機などで湿度を下げてから仕上げるしかありませんね。

青空駐車場の場合なら、冬ならヒーターを使って窓ガラスに露が付かないように仕上げるといいでしょう。

これは息をかけて曇らせましたが、こんな雰囲気です

どうしても窓ガラスが湿っている時に窓ガラスコートを使わないといけない!っていう場合を除いては、湿度が高くない時を選んで使ってください。

【原因7】道具が湿気っている!

スポンジは窓ガラスコートを塗るために使うので湿っていても問題ありません。

ですが、拭き取り用タオル、すべり止め付き軍手が湿っているときは、いくら塗った窓ガラスコートがしっかり乾いていたとしても、キレイに拭き取れません。

確実に拭き残しができます。

◆ 解決方法は…

しっかり乾いたタオルと軍手を使う!

湿気が多い時、雨の直後はタオルも軍手も湿気りやすいので、乾いたタオルと軍手をいくつか用意して挑みましょう。

また、暑い時期はタオルや軍手が汗で湿気りやすいので、同じくいくつか用意しましょう。

雨の後や水をかけた洗車の後に窓ガラスコートを使うときは、いくら丁寧に拭き取ってもガラスの縁に付いた水滴でタオルや軍手が湿気るどころか濡れてしまいます。

そんなときは、結構大変ですが、ガラスの縁にタオルが付かないようにするしかありません。

こうなっちゃいますのでね。

【原因8】自分自身が原因!?

汚れも道具も場所も問題ないのに上手く拭き取れない時は、自分自身に問題があるかもしれませんよ。

使い方が間違っているということではありません。

窓ガラスコートを拭く時、吐息が窓ガラスに当ってませんか?

窓ガラスが吐息で白くなった状態だと、息がかかった場所だけ湿度が高くなるので、キレイに拭き取れなくなります。

◆ 解決方法は…

拭き取ろうとする窓ガラスに息が直接かからないように拭き取る!

体温や体から出る水蒸気が窓ガラスに触れないように拭き取る!

車の窓ガラス(内側)を拭く時は、自分の体から出る水蒸気でガラスが曇ることがあるんですよね。

水蒸気でうっすら曇った窓ガラスは、いくら乾いたタオルで拭いても、逆に油膜のようにスジが入って汚くなります。

指先を近づけただけでもこれだけモワモワっと曇る…

軍手のように繊維を使った軍手は、目が粗く自分の体から出る水蒸気が窓ガラスに伝わってしまうこともあるので、手に汗をかきやすい人は、ゴム手袋を使ってもいいでしょう。

ゴム手袋は厚手のものだと感触が分かりにくいので、できるだけ薄手のものを選んでください。

たくさん原因はありますが

いくつも原因がありますが、もし「拭き取りにくい!」「キレイに拭けない!」ときは、これらのことを見直してみてください。

これからの寒い季節は水分が蒸発しにくいので、悩まされることが多く出てきます。

夏は夏で、タオルを湿気らせる汗が原因になります。

案外、自分が原因になっていることが多いですね。

幾つもの原因が重なることがよくありますが、めげずにチャレンジしてみてください。

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