2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

猫の足跡と洗車傷を目立たなくさせる。ここまでの傷だとガッカリだけど何とかしてみる!【レクサス LS460】

車のお手入れ

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傷だらけのボディの擦り傷を目立たないようにする方法を知る!

今回は、ボディに無数に入った洗車傷と、その上にさらに入った猫の足跡を目立たなくさせる方法を解説していきます。

元の状態が「どうしてココまでに…」ってほど傷だらけですが、ピッチレスコートを使ってどこまでキレイに隠せるかやってみます。

駐車場の明るさの関係で、写真が白っぽくなっていたり、逆に黒っぽくなっていて分かりにくい写真が多いですが、ご了承ください。

でも傷の状態と仕上がり後の状態が分かればいいので、写真のクオリティには目をつぶって頂けると助かりますw

仕上げ前の状態をチェック

とにかく状態を見てください。

何と言えばいいのか…
爪の跡まで…

この写真は水洗い後の様子で、普段定期的にお手入れしている車とは次元が違うというか何と言えばいいか分からない状態です。

洗車傷の上に付いた爪の引っかき傷、肉球の跡がハッキリと付いてますので、猫が両手でよじ登ったのでしょう。

必死だったのかな?

走った後のボンネットは暖かいもんね…

用意するのは「ピッチレスコート」

この症状にはいつも通りのピッチレスコートで対応します。

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • 竹串(1本)

以下のタオルは別途ご用意ください。

  • 拭き取り用タオル
    拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
    施工時の写真で登場するようなタオル、または一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。

事前準備

まだ使っていない新しいスポンジは固くキズを入れやすいので、新品スポンジを使う場合は、事前にスポンジにピッチレスコートを馴染ませて表面を柔らかくしておきます。

また、初めてピッチレスコートを使う場合は、スポンジを押さえる力加減や、これから頻繁に出てくる「スポンジ戻し」の練習をしてください。

いきなり本番は危険です。

はやる気持ちを抑えてスポンジ作りと練習をしてから挑みましょう。

施工手順

どうしても、スポンジでゴシゴシ傷を削っているように見えるのですが、ピッチレスコートはキズを埋めて目立たなくさせているだけ。

なので、ピッチレスコートが持つ傷を埋める効果をしっかり使います。

汚れが載っかっていても、こびり付いていても、同時に落としてくれるので、汚れ落とし効果も使いますよ。

使い方はスポンジで塗りこんで、タオルでふき取る

ピッチレスコートのボトルをよく振ってから、ボトルの口にスポンジをあてがいボトルとともに1度上下に振ります。

このようにピッチレスコートがスポンジに付きます。

1回だけ付けます

2回も3回も付ける必要はありません。たった1回です。

普段よりちょっと少なかったですが、これでも充分かなw

滑りが悪くなったり、傷が埋まりにくいと感じたら、追加で1回だけ付けます。

まず、2つの引っかき傷のうち、左側の傷を隠してみますよ。

指先に力をかけずに縦横円を描いて塗ると
塗った跡がハッキリ見えますね

これを力を抜いてスポンジ戻しをします。

丸く色が濃くなったのが分かりますか?

フラッシュを使ったら傷の反射具合が変わって色が濃くなっていることも分かりました。

これが、ピッチレスコートが傷を埋めた状態です。

続いて、右側の引っかき傷を目立たなくしてみましょう。

なかなかの状態の引っかき傷
同じく1回だけ付けて縦横円を描きながら塗っていく
塗っただけでも下半分が目立たなくなり
スポンジ戻しをするだけ

残りを、ピッチレスコートを付け足しせずにそのスポンジのままいくと、

またまた同じく縦横円を描きながら塗れば
埋まりました

ピッチレスコートが傷に入り込んで目立たなくなったので、消えたような状態になりました。

今回は、タオルを使ったのは最後に質感と仕上がりの確認をしたときだけで、ほぼ全てスポンジだけの仕上げです。

スポンジ戻しをうまく使ってみましょう。

実際の見た目は、見る角度や光の強さによって、写真よりも元々の傷がうっすらと浮き上がって見えますが、かなり目立たなくなっています。

写真にはうまく撮れていないので、実際に近い状態をお見せできないのが残念ですが、ここまで目立たなくなるなら、「どうしよう…」って落ち込んでいたとしても、少しはホッとできるような気がします。

全体的に仕上げた状態がこれ

目で見える状態に近い写真って、撮るのが難しいですね。

でも、この見にくい写真でも少しは分かって頂けたらうれしいです。

同じ車のボンネットもなかなかな状態だったので同じように施工する

この車のボンネットを見ると、猫の足跡は無いものの、洗車キズが多数あって無理に擦った部分もあったので同じように施工してみました。

無数の洗車キズ
無理に擦った跡まで
ピッチレスコートを1回付けたスポンジで
縦横円を描くように丁寧に塗って
スポンジ戻しをしていくと
ある程度の余分なピッチレスコートがスポンジに戻ったら
残りをタオルで拭き取りつつ仕上がり状態が確認できたら
キズが埋まったようです
完全にキズが無くなったわけではありませんが、目立たなくなりました

今回のキズを目立たなくさせる方法を簡単にまとめる

ピッチレスコートの基本を使えば、難しいことは一切ないです。

  1. ピッチレスコートをスポンジに付ける
  2. 縦横円を描きながら撫でるように塗る
  3. スポンジ戻しをする
  4. 最後にタオルで軽く拭く

これが基本の「き」です。

この基本通りできれば傷は目立たなくなり、艶も出て色が濃く見えるようになります。

始めて使う方は、ピッチレスコートのスポンジの使い方を解説 でご紹介しているように、スポンジを作りながら力加減やスポンジ戻しを練習してからキズ消しに挑戦してみましょう。

練習してから丁寧に施工すれば、初めてでも誰でもできます!たぶん!

このきれいな状態がずっと続くわけじゃない!

ピッチレスコートが傷を埋めてキレイな状態になりましたが、傷はピッチレスコートで埋まっているだけです。

強力な硬い皮膜を作るガラスコーティングなどとは違い、柔らかく少しずつ痩せていくワックスの皮膜なので、1回ピッチレスコートでキレイにしたからといって「その後1年は水洗いだけで大丈夫」なんてことはありません。

なので、初めて使う時は、初めの1ヶ月は毎週、その後は2週間毎など、定期的なお手入れが必須になります。

1回目は時間がかかりますが、2回目以降は段々と楽になるので、是非、定期的なお手入れをやってみてください。

使い方にも慣れて、楽ちんなのにキレイな状態が維持できるようになります。

あらためて…今回使ったのは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • 竹串(1本)

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