2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

スポンジケースってホントに必要なのか?密閉できれば何だっていいと思いますw

アドバイス

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ピッチレスコート用の丸スポンジを入れる蓋付きスポンジケースのお話です。

スポンジの乾燥を防ぐケース

蓋がついているので、スポンジを乾燥から守ってくれるありがたいケース

スポンジは、乾燥させると硬くなるし、染み込んでいたピッチレスコートが乾燥して粉になって出てくるし、良いことがありません。

だから、ケースは必要なんですね。

別に、乾燥させなければいいだけなら、密閉できるチャック付きポリ袋でも代用できます。

袋に移し替えました

でもポリ袋だと何だかプロっぽくないw

やっぱりケースに入っているのと袋に入っているのとは、格好良さが全く違います(と勝手に思ってます)w

ケースが並んでるだけで違いますねw

この感じ方は人それぞれですが、自分はケースに入ってて並んでる方がカッコいいと思ってますw

ケースは一生モノ

このケースはとても丈夫です。

落としたりしたくらいでは、ほとんど壊れません。

踏みつけたり投げつけたりしなければ、壊れないでしょう。

だから、スポンジケースを手に入れたら、一生持つと思ってください。

ケース表面には傷が入りますが、中は何事もないです。

外側の傷は仕方ないです

このケースは、この仕事を始める前の2006年に買ったものですが、外側は傷だらけになっていても、中身はキレイです。

キレイw

ピッチレスコートがいつも付いている状態なので、ツルツルでピカピカなキレイな状態です。

まだまだまだまだずっと使えます。

ですから、中身のスポンジが限界を超えて処分するときにケースも買い換えるのではなく、中身のスポンジだけ買い替えてください。

このケースは探してもなかなか見つからない

このケースは1個単位で販売しているところが、ほぼありません。

クリーティングコートを扱っているところでは販売してますが、それ以外のお店では、まず手に入りません。

製造メーカーさんから400個単位でなら買えるみたいですが…

他ではあまり手にはいらないということを覚えておいてくださいw

だからというわけではないですが、大切に使ってください。

もちろん弊社ネットショップで取り扱っており、ケースだけなら在庫は山ほどありますので、よろしければお買い求めくださいw

中身のスポンジも大切に

中に入れるスポンジは、水アカ落としに活躍します。

ですが、新品の時はコシがあって使いやすいですが、水アカたっぷりなボディを施工していると、少しずつ柔らかくなっていくので、途中から落としにくくなります。

そんな時は、新しいスポンジをお使いください。

見ての通りです

新しいスポンジをおろすのはもったいないと思う方は、使い込んだスポンジを使っても構いませんが、作業のしやすさが全く変わります。

増えたスポンジはどうする?

一度水アカや古いワックスや劣化した塗装のボディを施工すると、2個、3個、4個と、言い方は悪いですが使い古しのスポンジが増えます。

愛車だけを施工するなら、1回水アカ落としをしてしまえば、正しくボディケアしてさえいれば、そうそうたくさんスポンジが増えることはありませんけどね。

で、この使い込んでコシがなくなったスポンジが増えていくと、皆さんお困りのようで、けっこう捨ててしまう方が多いのですが、用途や汚れによってはまだまだ十分使えるスポンジなので、捨てずに持っておくことをおすすめします。

ピッチレスコートに付属のピンク色の四角いスポンジについても、このスポンジではちょっと落ちにくいな、と思った汚れが、この使い込んだスポンジで落ちることもあります。

また、キズ消し(隠しですが)をする時に、ピッチレスコートを塗り込むスポンジとしても使いやすいときがあります。

ですから、もし保管する場所があるなら、捨てずにとっておきたいところです。

全部スポンジケースに入れないといけない?

たくさん増えたスポンジ全部をケースに入れるのは、ケースを用意するだけで大変ですよね。

特に、趣味で洗車をされる方は、そこまでケースは必要ないので、4個以上スポンジがある時は、3個をケースに入れて、残りは、密閉できるビニール袋にでも入れて保管しておくといいです。

こんな感じで

3個くらいがちょうどいいです。

自分たちも、仕事に持っていくスポンジは、ケースに入っているのは3個くらいなので、3個がちょうどいいでしょうかね。

あとは新品のスポンジを何個か持っていくくらいです。

何で3個かというと、

  1. まだ黄色い面が見える割と使い始めのスポンジ
  2. まだ少しコシが残って使いやすいスポンジ
  3. かなり使い込んでフニャフニャになったスポンジ
仕事で使っているスポンジたち
それぞれ性格が違います

と、それぞれ性格の違ったスポンジを用意しておけば、様々な汚れ方やシチュエーションで使い分けられるからです。

新品と使い込んだスポンジはこれだけ硬さが違います。

指で軽く押すだけでハッキリ違いが分かります
凹み方が大きく違います

上でも書いたように、角スポンジで落ちにくい汚れ、落とすのに時間がかかる汚れが、3番目のフニャスポンジで簡単に落ちることもあります。

フニャスポンジでは時間が掛かる汚れが、1番目の比較的新しいスポンジで落ちることは多くあります。

なんか道具を使い分けるって手練な感じしませんか?w

このケースには、緑、黄、赤の丸いシールを貼ってあり、分かりやすくしています。

3種類
  1. 緑は1番目の新しめなスポンジ
  2. 黄は2番目の使いやすいスポンジ
  3. 赤は3番目のフニャスポンジ

を入れるような目印にしてます。

区別しやすいように、そのシールに番号や文字を書いてもいいですね。

今、スポンジケースを何個かお持ちの方は、ご参考に。

スポンジの限界を見極めるには

見た目と手触りで限界が分かります。

  • 穴が空いてボロボロに崩れはじめたスポンジ
  • 中心に硬い芯のような物体が現われはじめたスポンジ
  • 汚れすぎて真っ黒になったスポンジ
  • 保管しすぎてバリッバリに硬くなったスポンジ

これらは、きれいに仕上がらないばかりか、傷を入れてしまうこともあるので、早めに交換するようにしてくださいね。

バリッバリに硬くなったスポンジは、即交換でお願いします。

長期間保管しっぱなしは止めたほうがいいです

スポンジケースでも密閉ビニール袋でも、使った後のスポンジを入れたまま長期間放ったらかさないようにしてください。

夏場だとカビがはえる可能性もあり、冬場だと乾燥して硬くなりやすい(しっかり密閉してあればそれほど問題ないですが)ので、たまに見てください。

スポンジは生きてますからw

乾燥させてしまうと、スポンジ全体が固くなり、乾燥してしまったピッチレスコートが粉のように出てきます。

指で撫でただけで粉が落ちます

こんな時は、手でパンパン叩いて落ちるだけ落として、あとは、使うときに軍手をはめてクリーニングしながら使うようにしましょう。

スポンジは身近なところで手に入る?

中に入れるスポンジですが、こちらはケースと違い、身近なところで売られていることがあります。

カー用品店ではほとんど見たことないので、どこでも手に入るかは分かりませんが、探せばネットショップ等でも売ってます。

ワコーの「腰のあるスポンジ」(CW-01)です

身近に売っていたら、何個か持っておくと良いかもしれませんね。

ちなみに、弊社で販売しているスポンジケースはスポンジ付きで、パッケージの袋のままケースに入れてお届けしています。

これと同じスポンジを探してください

スポンジが黒くなったから洗ってもいいですか?

これ、よく聞かれます。

ピッチレスコートに使うスポンジは、できるなら洗わない方がいいです。

ちょっとそのままでは使うのが憚られるときは、仕方ありません。

そのかわり、洗うことでコシの無いフニャフニャなスポンジになってしまい施工しにくくなりますので、力加減には注意して使うようにしてください。

コシが無くなると、施工しにくいだけならともかく、弾力性が失われるので、手で押す力がダイレクトに施工面に伝わってしまい、ちょっとミスって擦りキズを入れちゃったということもあります。

もし洗ったスポンジを使ったときに力加減がしにくいと感じたら、そのスポンジは使わずに、新しいスポンジを用意してしっかり育てながら使ってください。

洗ったら洗ったで、見た目はキレイなスポンジになるんですけどね。

もし、汚れて黒くなったら、どこにでも手に入る一般的な軍手をはめてスポンジを使ってみましょう。

使っているうちに、スポンジに含まれた余分なピッチレスコートと一緒に、多少ではありますが汚れも取り除けます。

ピンク色の四角いスポンジでも同じです。

もしスポンジを洗ったらどんなフニャスポンジが出来上がるのか、丸スポンジと四角スポンジの両方を江戸川道場に用意します(これから準備します)ので、気になる方は実際に触って確かめてみてください。

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