2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

擦り跡を目立たなくさせる方法。コンパウンドで削る前に試す!【トヨタ アクア】

車のお手入れ

この記事は約 5 分で読めます

今回は、いつもおなじみの、ボディの擦り跡を目立たなくさせる方法を解説していきます。

擦り跡を目立たなくさせる方法を知る!

駐車場のポールに擦った、ガードレールに擦った、電柱に擦った、駐車するときによく擦ることがありますね。

深くえぐれた傷なのか、傷が入りつつ何かが付いたものなのか、塗料やゴムが付いただけでキズに見えるものなのか、実際にやらないと分かりません。

ボディの色は水色ですが、たまたま白い跡になってましたのでチャレンジしてみます。

また、別のところにサビも出ていたので、サビがどうなるかもチャレンジしてみます。

仕上げ前の状態をチェック

近寄らなくてももう目立ってます
フロントバンパーに、見た目キズのような跡が
近くで見ても、あきらかにキズ

このギザギザ具合から、凸凹の白い壁に擦って付いた跡のようにも見えますね。

とにかく、何かが付いてる、えぐれている、のどちらかなので、試してみますよ。

用意するのは「ピッチレスコート」

この症状にはいつもお馴染みのピッチレスコートで対応します。

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • 竹串(1本)

以下のタオルは別途ご用意ください。

  • 拭き取り用タオル
    拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
    施工時の写真で登場するようなタオル、または一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。

ピッチレスコートには研磨剤・コンパウンドは一切入ってません。

スポンジでゴシゴシ傷を削っているように見えますが、削ってはいませんよ。

あくまでも、表面に付いた塗料や汚れを落として、微細なキズを目立たないように埋めているだけです。

ピッチレスコートの力に任せる

ピッチレスコートの力をしっかり使えば何とかなります。たぶん。

基本の1回だけ付けました
1度に2回以上は付け過ぎですよ

滑りが悪くなったり、汚れが落ちにくいと感じたら、追加で1回だけ付けます。

下半分を施工

少しだけ力を入れて、キズの入っている横方向に
何度か擦ってみると
少し薄くなりましたね

この力加減で擦れば落ちるということなので、同じ力加減を維持して擦り続けてみます。

同じ方向に擦り続けていくと、落ちにくくなることもありますので、そんな時は、擦る方向を変えてみましょう。

今度はキズと垂直の縦方向に
何度か擦ったら
消えましたね

結局は、表面に擦った相手の色が付いたということだったのですが、それなりに擦って付いたものなので、 擦った傷も残ってます。

光を当てると塗装にも擦った跡が見えます
イマイチ光が当たってるように見えませんが…

このキズは残念ながら、コンパウンドで削るか補修しない限りどうにもなりません。

何度ピッチレスコートを使い続けても、ここまで深い傷は埋められません。

残りの上半分を施工

気を取り直して、残りをキレイにしていきましょう。

ピッチレスコートがまだスポンジに残っている(スポンジ表面にしっかりついている)場合は、付けなくてもいけますが、もし、不安な場合は、1回だけ付けましょうね。

少なすぎるより多めにピッチレスコートが付いてる方がまだいいのでねw

先ほどと同じ力加減で、横方向に
ゴシゴシ…
続いて縦方向に
ゴシゴシ…
これで完成です
同じく、光を当てるとキズは残ってます
またイマイチ光が当たってるように見えませんが…

この駐車場は日陰のため、残ったキズは光を当てないと分からないというか見えません。

そんな光を当てると見えるキズは残ってますが、ここまで白い色が落ちただけでも、だいぶ違いますよね。

これで十分という方もいますね

今回も、いつものようにタオルは使わずに仕上げました。

スポンジ戻しだけで仕上がってしまいました。

もし塗りムラがあって、スポンジ戻しだけではキレイにならない時は、タオルを使って最終仕上げをしましょう。

サビはどうなる?

別の場所に、何かにぶつけてボディの金属が露出し、サビまで出ている部分がありました。

だいぶ放置されたようなサビが…

ここまでサビが出てしまうと、ピッチレスコートで根気よくやれば、少しは改善するとは思いますが、サビがゼロになる状態にまでするのはムリです。

だから、サビの部分は削ったり補修は必要になりますが、サビが雨で流れて塗装表面に付いているものであれは、対処できます。

垂れたサビは比較的簡単に落ちました

ぶつけて塗装が剥がれた部分は、ボディが鉄ならいずれ錆びてきますので、早めに対処しておきましょうね。

今回の擦り跡の落とし方を簡単にまとめる

ピッチレスコートの能力を使えば、傷以外の塗料やサビが落ちる可能性があります。

  1. ピッチレスコートをスポンジに付ける
  2. とにかく軽く力をかけて擦る
  3. スポンジで縦横円で撫でる
  4. スポンジ戻しをする
  5. 最後にタオルで仕上げ拭きをする

今までもずっと同じでしたが、今回も基本です。

スポンジを押さえる力を掛けて擦ってますが、まずは、軽く押さえて繰り返し擦っても変化がないようなら、に少し力を入れて気味に繰り返し擦って・・・を繰り返していくようにしましょう。

はじめから力を入れて擦ってしまっては、付着物が落ちたとしても、無駄なキズも増やすことになりかねませんからね。

あらためて…今回使ったのは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(大:1個 小:1個)
  • 竹串(1本)

コメント(現在はコメントできません)

タイトルとURLをコピーしました