ホイールの汚れ落としを解説。一度キレイにしてしまえば後がらくらく♪【ホンダ ホーネット】

お手入れし難そうなホイール仕上げを知る!

今回は、ホンダ ホーネットの汚れたホイールをピッチレスコートでお手入れします。

お手入れしにくいホイールも面倒臭がらなければ簡単。

初めてお手入れするときは、ガッチリくっついた汚れを綺麗さっぱり落とすのは大変かもしれないですが、時間を掛けて少しずつ落としましょ(^^)

仕上げ前の状態をチェックです!

前後とも赤く塗装されたホイールですが、汚れてくすんで見えるのか、塗装が劣化してくすんで見えるのかは分かりませんが、とにかく、仕上げ甲斐があるホイールであることには間違いありません(^^)

バイクのホイールは細かい部分が多く、その細かい部分にも汚れやブレーキダストが入り込み、お手入れに手間がかかります。

分解しないと届かない場所は別として、届く範囲はしっかり丁寧に仕上げていきます。

この小さい画像でもホコリを被って白みがかっている事がわかりますが、拡大してみると…

細かい部分にはブレーキダストも溜まって汚れていることがはっきりしました。でも、実物はもっと汚れてるんですよけどね。これがキレイに見えてしまう写真マジックです。

ひと目でホコリとブレーキダストが付いていることが分かります。

細かい隙間までびっしりです。スポンジやタオルが入るかな…と心配になりました?でもでも大丈夫です。

塗装されたホイールの仕上げはピッチレスコートで!

こんな黒いつや消し塗装された部分のあるホイールはP8コートも使って仕上げますが、

塗装されたホイール、ステンレスのスポークで組んだホイール、メッキホイール、カーボンホイールはピッチレスコートを使って仕上げます。

用意するものはこれです。

ピッチレスコートに付属するタオルやスポンジ以外に、いくつか用意したいものがあります。

ピッチレスコート
これが無ければ仕上げられませんので、必ず用意してください!フタも使いますよ(^^)
竹串と歯ブラシ
より細かい部分も仕上げられます。歯ブラシは普通の歯ブラシで構いません。
細部用のスポンジ
バイクのホイールということで、細かい部分を仕上げる細部用(ボディ用の半分のサイズで縦長)です。
拭き取り用タオル
普段使っているピッチレスコート用の拭き取りタオルではなく、P8コート用の小さめなタオルです。
P8コート用といっても「おしぼりタオル」なので、無ければ身近にあるおしぼりタオルで代用しましょう。
ホイール用タオル
車など普段ホイールを仕上げている黒くなったタオルを持っていれば、ご用意ください。無くても問題ありません。

ホイールは一切水洗いしません。ですから、

水、シャンプー、洗車ブラシ、一切使いません!

前後のホイールを同時に仕上げる

作業しやすい角度で仕上げよう!

フロントホイールは、仕上げしやすい角度にハンドルを切って仕上げてください。センタースタンドがあれば使った方がいいですね。

あんまりゴリゴリハンドル切らないでね(^^)

そして、低い位置での仕上げになりますので、時々腰を伸ばしながら仕上げることをオススメします。

もし、直接地面に座って作業できるなら、座りましょう。無理しないように。

皆さん集中すると、痛さやコリを忘れて熱中してしまうので、ご注意くださいませ!

積もったホコリやブレーキダストを軽く落とします。

はじめに、ホイールに積もったホコリやブレーキダストを、黒いタオルで撫でて除去します。黒いタオルが無ければ、用意したおしぼりタオルを使いましょう。

あくまでも撫でて落ちる汚れを落とすだけです。力をかけたゴシゴシは禁物です!

指が入る場所は、指先だけで汚れを落とします。

細部なので、力を入れて無理するとホイールに傷を入れるだけでなく指先をグネっと負傷します。ホントにやりがちなので気をつけてください。

真っ黒に写っているのがホイール用タオルです。

ホイール用の真っ黒タオルを使うと手も真っ黒になるので、この写真では軍手をしています。

※ローターもあることですから、切り傷防止に軍手はオススメです。

汚れを軽く落とした状態。

かなり落ちました。

これだけでも十分キレイなのですが、よく見ると所々に汚れが残ってます。

まだ軽く拭いただけでは落ちない汚れや細部の汚れが残っていますので、ピッチレスコートの力で落とします。

どんな仕上げでも水洗いでも同じことですが、ここで無理をして落ち難い汚れまで強引に落とそうとすると、傷が入るんですね。汚れが落ちなくてもグッと我慢、焦らないことです。気をつけましょう!

ピッチレスコートは色々な汚れを除去します。

ピッチレスコートは色々な汚れに浸透して、その汚れを落としやすくしてくれますので、この力を最大限に利用してホイールを仕上げていきましょう。

ホイールにはピッチレスコートを軽く塗るだけで落ちる汚れと、時間を掛けないと落ちない汚れがあります。

路面からの跳ねた汚れは比較的簡単に落ちますが、積もったブレーキダストは、固着しやすく落としにくくなります。お手入れしにくい細部は溜まりやすいのでなおさら固着しますから、落とすのに時間が掛かってしまいます。

そこで、まずは、時間を掛けないと落ちない”固着している汚れ”を除去します。

ここも先ほど書いたように、1回では落ちないこともあるので、無理せず、根気よく落とすようにしてください。

汚れにピッチレスコートを浸透させます。

細部に付いた黒い部分は汚れやブレーキダストが固まっている可能性が高いので、ピッチレスコートをたっぷりと塗ります。

スポンジでは塗りにくいので、歯ブラシを使って塗っていきます。

普通の歯ブラシで構いません。

初めに、ピッチレスコートをキャップに注ぎます。こぼさない程度に注ぎましょう。こぼしに注意です!

そして、歯ブラシにピッチレスコートを付けます。

毛の2/3ほど付けばいいでしょう。付け過ぎるとすぐ垂れてもったいないですからね。

そして、

しっかり塗りますが、塗るだけです。

いきなり歯ブラシでゴシゴシ擦ってはいけませんよ。ピッチレスコートが汚れに浸透するのを待つのです。

気になる部分全てに塗ります。ホイールの反対面も塗っておきましょう。

他にも固着していそうな部分があれば塗っておきましょう。

ここまでできたら、少し放置です。浸透するまで待ちます。

どれくらい待つのかは状態によりますが、15分~30分待ってみましょう。

待っている間に、リアホイールも同じように軽く汚れを払ってから、ピッチレスコートを塗り置きしてください。

ここで心配なのは、ピッチレスコートを塗り置きした時の変色やシミですが、ご安心ください。

シミや変色の原因になることはありません。

安心してもらえるように、実際に濃い色の塗装面とシールドとシールドに貼られたステッカーに塗り置きして実験しました。

【実験】ピッチレスコートを塗って放置するとシミになる?ならない?
たまたま思いつきで実験してみます。 ワックスのお問い合わせで、 ピッチレスコートを拭き残したらシミになるのか? とか、 ピッチレスコートを塗って放置したらシミになるのか? なんて質問があります。 そこ...

待ってる間に、

リアホイールも同じようにタオルで軽く汚れを落として、

細部にピッチレスコートを塗って、

しばらく待ちます。

待ち時間がもったいないので、仕上げられる部分があれば仕上げておきましょうね。

汚れに浸透したらしっかり除去します。

しばらく放置しました。今回は30分ほどです。

ピッチレスコートの色に白さが無くなりました。茶色いですね。

ここで、固着した汚れを軽くブラッシングです。決して力は掛けません。

ピッチレスコートによって汚れが柔らかく落としやすくなっているので、軽く擦るだけで十分です。

歯ブラシをギュッと握っていないことがお分かりになりますか?

毛先は見えていませんが、毛先は潰れていません。それだけの力加減です。

指先に軽く汚れの出っ張りが感じられるので、その汚れを少しずつ掻き取っていきます。

「掻き取る」って書き方をすると、力を掛けてこそぎ落としているように感じますよね。でも「軽く」です。

軽く擦ったのがこれです。

まだ少し黒い汚れや茶色いシミのようなものが見えます。

茶色いシミのようなものは焼き付いたときにできた跡かもしれませんので、2回、3回と仕上げをしてみて、落ちないようなら、恐らくシミです。残念ですが。

少しずつ落ちるようなら、何回か繰り返してみましょう。塗り置きの時間を半日や1日に伸ばしてみてもいいですね。

同じようにウェイトの部分もやってみてください。

続いて、まだ仕上げていない部分をスポンジで仕上げていきましょう。

いま仕上げた細部には、まだピッチレスコートの成分が残っているので、その残りピッチレスコートをスポンジに付けながら、仕上げます。

まだまだ充分効果がありますから、再利用です。

もし足りないなら、このように付け足しましょう。

少し使ったスポンジなので黒くなっています。

新しいスポンジの場合は、まだピッチレスコートが馴染んでいないので、ヘッドライトなどを使ってスポンジの面全体にピッチレスコートを馴染ませて、柔らかくしてください。

そして、スポンジで軽く擦っていきます。

ゴシゴシしませんよ。軽く押し当てるだけ。

スポンジがあまり潰れていませんよね。力を入れるともっともっと潰れます。それだけ力を入れないということです!

上のスポーク部分を仕上げているスポンジも、押し込んではいるものの大きく潰れていません。

ピッチレスコートを使えば、多少力を入れても傷は入りにくいですが、まずは少ない力で仕上げて慣れましょう。

それでも落ちない時は、少し力を掛けてみます。それを繰り返してみて、ある程度の力で落ちない時は、塗り置きして試すか、諦めるかです(^^;)

「落ちない汚れと思って頑張ってみたけど、よく見ると素材のくぼみ(欠け)だった!」こともありまから、汚れかくぼみかを判断しながら仕上げましょうね(^^)/

凸か凹かは、指先で触るか爪を使えば確認できますよ。

そしてスポンジ戻し。

そこらじゅうで出てくるこの「スポンジ戻し」は、ピッチレスコート特有な使い方です。他のワックスの使い方はよく知りませんが、今までに「スポンジ戻し」技を聞いたことありません(^^)

スポンジ戻しとは

ピッチレスコートを塗った塗装面などに残っている余分なピッチレスコートを、スポンジを使って吸い取る事。

ピッチレスコートを塗った跡がはっきりと分かる時は、塗った面に余分なピッチレスコートが残っています。

また、濃い色の塗装面を仕上げた時に、色が薄い部分と色が濃い部分が斑に(塗りムラに)なっているときも、同じく余分なピッチレスコートが残っています。

このような時は、あまり表面がピッチレスコートで濡れていないスポンジを使って、今まで以上に力を抜いてその部分をスポンジで撫で続けてください。

それだけで、タオル拭きが必要無いほどキレイに仕上がりますよ!

スポンジ戻しをしていますが、これでは全く分かりませんね(^^;)

これで最後。タオル拭きで仕上がりです。

あとは、タオルで軽く拭いて仕上がりです。

指を使って細部を拭き取り、指が入らないほどの細部は竹串にタオルを巻いて拭き取るか、タオルの端(隅っこ)を使って拭き取ります。

丁寧に拭き取ります。軽く撫でれば拭き取れます。ツルツルスベる質感も分かるはず。

このホイールは初めて仕上げますので、状態が悪かったのかもしれませんが、塗装表面が劣化していたため、このようにタオルに色が付きました!

決して、ピッチレスコートが塗装面を削っているのではなく、劣化して表面に浮いていた塗装を除去したために、このように色が付いたのです。

よくいうチョーキングですね。古びたガードレールが白く粉を噴いたようになる現象です。

使ったスポンジにも赤色が付いてます。写真は無いですけど…

研磨剤が入っていないピッチレスコートは塗装を削ることはありませんので、ご心配なく。

スポンジで取りきれなかった塗りムラがある時は、ムラのある部分をタオルで重点的に軽く押さえると、キレイに取れるでしょう。

仕上がりです!

よく見ると、僅かに落ちなかった汚れが細部に見えますが、ここまでの状態になります。汚れや艶の状態はいかがでしょうか?

元の色と比べると明るい赤色になったことがわかるでしょう。元の色がどす黒い赤色に感じるほどです。

リアホイールも。

ブレーキダストが焼き付いたような僅かな汚れがまだ残ってます。

今回の仕上げで塗装面が劣化していたことが分かったので、あと1~2回仕上げれば、塗装面は落ち着くでしょう。次回の仕上げはもっと楽ですよ。

また、固着して落ちなかった汚れも、繰り返し仕上げることで綺麗になるか、目立たなくなるはずです。

今回のホイールは赤色ですが、何色でも方法は同じです。別の機会に、黄色と紫色のホイールを仕上げますので、そちらもご覧ください。色が違うだけで、方法は全く同じですがご参考に(^^)

今回のホイール仕上げを簡単にまとめると、

ピッチレスコートでの仕上げのコツは、ピッチレスコートの力を最大限に利用することです。

力を入れて仕上げたからといって、落ちなかった汚れなどがキレイになる訳ではありません。

時には力を使った仕上げをすることもありますが、基本である力を入れない仕上げ方をしっかりマスターしましょう!

  1. P8コートが染みこんだホイール用タオルで落ちる汚れだけを落とす。
  2. 歯ブラシや筆で固着した汚れにピッチレスコートを塗る。
  3. ピッチレスコートが汚れに浸透するのを待つ。
  4. 軽くブラッシングをする。
  5. 残ったピッチレスコートをスポンジで吸収する。
  6. スポンジで落とせる汚れを落とす。
  7. タオルで仕上がりを確認しながら仕上げ拭きする。

そして、使い方をしっかりマスターできれば、汚れが落ちて綺麗になるばかりか、今後は、走行時に付いた汚れを楽に落とすことができます!

手順の最後にタオル拭きしましたが、このときに感じる質感はなんとも言えないスベリ具合です。そのスベリが汚れを付き難くし、汚れが付いても落としやすくなるのです!

ですから、普段のお手入れも楽になるのです(^^)/

今まで解説した通り、細部の仕上げに多少手間が掛かるかもしれませんが、方法はいたって簡単です。

汚れ落とし効果、艶出し効果、汚れ付着防止効果もありますから、面倒なホイールの仕上げを諦めていた方も、是非チャレンジしてください!

ご了承ください。

今回の仕上げでは、駐車場の環境によりキレイに写真が取れなかった場面が多数ありました。

そのため、違う箇所の写真を使って解説している場合があります。ご了承ください。


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