窓ガラス仕上げは大誤算

2013年の年末に、
ずっとほったらかしていた
家の窓ガラスを仕上げることになりました。

それがこれ↓ 

仕上げる窓ガラス

風雨・砂や土埃にさらされて、いい具合に汚れてます。

拡大するとこのような汚れ具合。

仕上げる窓ガラスの汚れ具合(拡大)

雨が降った後に舞っていた砂・土ボコリが付いて乾くと、
このような見た目も汚らしい状態になります。

窓ガラスコートを使ったことがある方なら、
綺麗にしたくてウズウズしませんか?(^^)

この窓ガラスは2011年末に仕上げたので、
丸々2年放ったらかされたことになります。

通販番組でよくあるいかにも作りましたというような汚れではありません。

雨の日、風の日、雪の日、台風の日、灼熱の夏の日を2年間耐え忍んだ窓ガラスです。

これは仕上げ甲斐がありますよね!

ウズウズしてきたので早速作業を開始です!

水もタオルもスポンジも用意して、水洗いを始めます。

汚れが水分を多く吸ってしまうので、
多めの水をタオルに含ませて、水洗いをしていきます。

スポンジを使うと水分を含みやすいので、
今回のような汚れは落としやすくなります。
ですから、スポンジも使って水洗いしました。

窓ガラスの水洗い開始

どんどん汚れを落としていきます。

どんどんどんどん、
溜まりに溜まった汚れが落ちていきます。

窓ガラスの汚れがみるみる落ちる

快適に水洗いが進んでいきます…

スイスイと…

でも、これはおかしい。

2年も経っているので水滴が浮かず、
ベチャッとした拭き取りし難い状態になるはず。

何かがおかしい。

なぜだ?なんでだ?

汚れの落ち方。タオルのスベリ方。水滴の吸い取り方。

どれをとっても想定外。

窓ガラスの隅々まで水洗いしても、
どこもかしこも綺麗な形の丸々した水滴が浮きます。

水滴が綺麗に浮く窓ガラス

そして、拭き取り用タオルであっさりと簡単に水滴が吸い取れます。

別の窓ガラスも水洗いしてみますが、
やはり同じく、窓ガラスコートを使わずに綺麗に仕上がります。

窓ガラスコートが効き過ぎるという大誤算

窓ガラスコートの実力を見てもらいたくて
使用前と使用後のガラスの違いを表現したかったのに、
水洗いだけでいとも簡単に綺麗になりました。

弱りました。

仕上げ方や作業の状態を写真資料に残したかったのですが、
そうもいかないようです。

一旦作業を中断して、
水滴が浮かない状態を無理やり再現して写真を撮るか、
窓ガラスコートの保護膜を、何か強烈な洗剤を使って
無理やり窓ガラスコートの保護膜を除去してからもう一度挑むか、
対策を色々と考えましたが、

結局、やりようが無かったので、
仕上げの資料を残すことは断念して、
いつも通り窓ガラスコートで仕上げることにしました。

これは水洗い後の窓ガラス。
綺麗でしょ?

まだ窓ガラスコートはかけてませんよ。

水洗いだけで仕上がった窓ガラス

せっかくなので、窓ガラスコートで仕上げました。

窓ガラスコートで仕上げておく

さらに何年も持ちそうです。

2015年7月現在、ここで仕上げてから1年半以上経過しました。
今年の年末にまた仕上げてみると、恐らくまた誤算なのでしょう。

タイトルの「同じく」の意味はこういうこと。

私たちの窓ガラスクリーティングは綺麗になるばかりか、

余計なことをしなければ長持ちします。

体験すればよく分かます。

私もここまで持つとは思ってもみませんでした。大誤算です。

よく年末に窓ガラスクリーティングのご依頼を頂くのですが、
次のご依頼はほとんどが1年後。

色んな意味で早く対策を考えないといけないのですね…

それを実際のお客様のところで体験したことが、
細野/美装さんの細野におまかせ「とんでもない!も~う これは大誤算!」に書かれています。

本当に大誤算なのですよ(^^)

ご依頼されるお客様にとっては良いことばかりの大誤算ですよ(^^)/

教訓

余計な洗剤やクリーナーを使わず、
真水の水洗いと窓ガラスコートで仕上げておけば、結構どころか、かなり長持ち!

窓ガラスコートの実力も凄い!

すごいぞ!窓ガラスコート!

※過去にビジネス日報へ掲載していた記事を、こちらに移動しました。

コメント(現在はコメントできません)

  1. 奥谷 より:

    いつもブログ楽しみに拝見してます。
    窓ガラスコート本当に素晴らしいですよね~
    先日とある衛生設備会社のショールームで実演した所、
    スタッフの方たちに驚かれ、一本頼まれてしまいました(^_^)ゞ 喜んで頂けるってこちらも嬉しいですよね~
    因みに竹クシはピッチレスコートでの使い方は分かりますが、ガラスコートではどういう用途が有るんですか?
    教えて頂けますでしょうか?

    • 笠井工房 より:

      奥谷様

      ブログ読んでくださってありがとうございます。

      また、窓ガラスコートを広めてくださって、
      そして、購入までしてくださって…本当に感謝いたしますm(__)m

      窓ガラスコートでの竹串の使い方ですが、
      主に、塗った窓ガラスコートを拭き取る時に使います。

      平面だったり、広い面積を拭き取る時は、
      滑り止め付きの軍手をはめてタオルで拭き取れば、
      綺麗になります。

      ですが、ドライブレコーダーやETCなど
      色々な小物が付いているフロントガラスの内側を仕上げる時は、
      細部が拭き取りにくくなります。

      そんな時は、竹串にタオルを巻いて、拭き取っていけば、
      拭き残し無く綺麗に拭き取れます。

      竹串には、こんな細部を綺麗に仕上げる用途があったのです。

      この辺の解説は、仕上げの参考書にも書いていきますので、
      参考にして頂ければと思います。

      参考書、鋭意製作中でございます。
      また、窓ガラスコートをはじめ、
      特殊ワックスを多くの皆様に知って頂けるように
      もっとサイトを充実させていますので、
      今しばらくお待ちくださいませm(__)m

      • 奥谷 より:

        ご返事ありがとうございます。
        竹串の用途よく分かりました。さっそく室内で使ってみます。
        良い商品は人を感動させられますので、きちんと説明して仕上がりを見せれば確実に広まると思います。
        私で出来る範囲で頑張ってみたいと思います。
        また届いた商品に説明書が有れば助かります。
        更なる充実期待してます。奥谷

        • 笠井工房 より:

          色々と考えてくださって、本当にどうもありがとうございます!

          説明書など、より簡単使い始められるように考えていきます。

          竹串の使い方、新しい使い方が見つかるかもしれません。
          もし発見されましたら、お知らせください!

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