育てたスポンジは大切に。傷んだ塗装の施工には注意です。

今日は、ピッチレスコートのスポンジは大切に使いましょうって簡単なお話です。

ピッチレスコートを使う時は、事前にスポンジを作って(育てて)から使うと、傷が入りにくくて非常に使いやすくなります。

見た目はあまりよろしくないと思われがちなスポンジですが、新品とは比べ物になりません。

使いやすいさが違います。

何個も同じようなスポンジを併用すれば、数年使い続けることができてしまいます。

最後は穴が空いたり角が無くなるほどボロッボロになりますけどね。

そんな大切なスポンジは使いやすいので出番も増えがちですが、ときには別のスポンジを出動させた方がいい場合があります。

ピッチレスコートで仕上げる場合、塗装の状態によってはスポンジにその塗装の色が付くことがあり、今日もこれだけ色が付きました。

真っ赤っか

過去に赤い車でも同じようになりましたが、今回は車ではなく工具箱です。

だいぶ塗装が傷んでいたんですね…

年代物ではありませんが、20年以上は経っていて塗装も傷んでいたものが、今回お手入れしたことでだいぶ艶が戻りました。

チョーキングした街区表示板をお手入れした記事を仕上げの参考書に書きましたが、工具箱はそれと同じ状態になっていたんですね。

街区表示板(何それ?)ってモノもキレイにしましょうよ。
何でしょうね「街区表示板」って。 今回調べて初めて知りましたが、家の壁や電信柱にくっついていて住所が書いてある緑色や青色のアレです。 これ この表示板は、緑色と白色の塗装された板ですが、毎日のように太陽に照らされ、風雨に晒され、排気ガスや汚

工具箱はキレイにはなりました。

ですが、スポンジが先ほどのように真っ赤になってしまったことで、その後、他では使いづらいスポンジになってしまいました。

別のものを施工した時にその赤い色が施工した面に付いてしまうこともあります。

白い塗装には使いたくないですね(汗)

しばらく軍手を使って施工すれば、スポンジに付いた赤い色が徐々に軍手に吸収されてスポンジのクリーニングができますが、ちょっとアレです。

ですから、スポンジに色が付いてしまうような傷んだ塗装面を施工する時は、普段お気に入りで使っているスポンジは使わずに、別のスポンジを使うようにしたほうがよろしいかと思います。

タオルにまで赤い塗装がたっぷり付きました

今回使ったスポンジも、使い込んでいい状態にはなっていましたが、所々えぐれているし、弾力性もなくなってきていたので、工具箱の傷んだ塗装面に使いました。

使いやすいスポンジは、しばらく使って育てる必要があり、できあがるまでに時間がかかるので、使いやすいからといってどんなことにでも使うのは止めたほうがいいですね。

ちなみに、タオルにも赤い色が付きましたが、タオルは洗えば何度も再生しますので、まだまだ使えます。捨てないように。

工具箱は、長年使って傷が入っていたり色が剥げていたり汚れていたり使っている感がある方が味があっていいんですが、仕事柄どうしてもキレイにしてしまいます。

車もバイクも工具箱もお手入れしちゃいましょう

素敵なガレージに置いた工具箱というか大きなキャビネットをビッカビカにキレイに保ちたい人は、車やバイクと同じく、ピッチレスコートでいつまでもきれいな状態を保ってみてください。

ついでに中に収納されている工具もお手入れすると気持ちいいですよ。

工具の表面がツルツルならピッチレスコートで、ザラザラな梨地ならP113を使ってみてください。

ずいぶん前に撮った写真を使いまわしてます(笑)

ただし、普段軍手を使って工具を使う人や手が乾燥気味の人や冬の寒い時期に使う時は、ツルツルな工具は滑りやすいのでご注意ください。

ホント、ピッチレスコートを使うとツルッツルになりますので、上の写真のハンドルは何度も吹っ飛ばしてます。

気をつけないと。

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