凍結防止剤を撒いた後に乾くと白く残ることがあります。
凍結防止剤が撒かれた道路を走った後は、ボディや足回りにびっしりと白い跡が残ります。
その白い跡を落とすには、P8コートをたっぷり掛けて除去するとか、たっぷり水を掛けながら水洗いするなどします。
もちろん水洗いで落とす場合は除去しきれていないこともあるので、その後にしっかりケアをする必要があります。
実際どんな感じかは、過去にバイクの足回りに付いた白い跡をP8コートを使って除去したことを記事にしましたので、そちらを参照ください。
という記事が、凍結防止剤(融雪剤)をキーワードにして検索する引っかかるそうで、それを見てくれた方(たぶん)から質問がありました。
雪の日に凍結防止剤を撒いたら外階段などに白い跡が残ってしまった。水洗いしたけど白い跡が落ちない。P8コートは使えないか。
という内容でした。
上に書いたような方法であれば落とせる可能性はあります。
ですが、P8コートの特徴は「汚れを落としながら表面にツルッツルの保護膜を作る」です。
これでお分かりでしょう。
階段や廊下などに使ったら超危険です。
床に使って滑って転んで怪我した人もいるくらいなので、命に関わるくらい危険です。
なので、汚れが除去できるからといって階段や床にP8コートを使うのは禁止です。
この方がP8コートを購入される前に危険なことをお伝えできてよかったですw
凍結防止剤は水洗いで落としても、施工にムラがあると乾いた後にまた白く浮き上がってきますので、これでもかってほど水を掛けながら丁寧にブラシで擦って落とすか、よく言われる鉄粉除去剤で中和させて落とすなどするしかないと思います。
鉄製の外階段にその白い跡が残っているとサビの原因になるので、早めに除去してください。
近いうちに雪国のお客さまにお会いするので、その時に効果的な方法を聞いてみましょう。
最後にもう一度。
滑って危険な場所には絶対にP8コートは使わないでください。
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