一言でお客さまを失う方法。オイルショックの時にあった出来事。

家族からよく聞いていた出来事をご紹介します。

オイルショック(1973年頃)の時の出来事なので、その当時自分はまだいませんが、よく聞かされてました。

オイルショックというと、トイレットペーパーを買い占める「トイレットペーパー騒動」を思い浮かべます。

これはWikipediaによると…

トイレットペーパー騒動(トイレットペーパーそうどう)とは、1973年(昭和48年)に、オイルショックをきっかけとする物資不足が噂されたことにより、日本各地で起きたトイレットペーパーの買い占め騒動である。

Wikipedia トイレットペーパー騒動

噂が広がってトイレットペーパーが買い占められて騒動になったという、昭和を振り返る番組でよく出てくるあの騒動ですね。

その当時の、あるお店での出来事です。

そのお店は自宅から比較的近くにあったので、よく買い物に行ってました。

騒動のときも、いつものように買い物に行きました。

ところが、普通にトイレットペーパーを買おうとしたところ、理由も分からず「あなたには売りません」と一蹴されました。

よく行っていたのでお互いよく知っているのに。

別に買い占めるわけでもなく普通に買おうとしただけでも、そんな応対をされてしまったらもうそのお店には買いに行きたくないですよね。

このお店は、しっかりした断り方をしなかったために、このたった一言で1人の客(たいして影響力の無い客ですが…)を逃したことになります。

ちなみに、諦めてもうひとつお店に行ったら、普通に販売してくれました。

もうそれ以降は、あとから行ったお店で買い物するようになりますよね。

そんな出来事がありましたとさ。


伝聞的に書くと文末が「だったそうです」ばかりの気持ち悪い文章になったので、自分で経験したかのような書き方にしました。実際にこれを経験したのは祖母です。


この話題を聞くと、未だに思い出すと腹立たしいらしく、ぷりぷり怒ります(^^)

自分たちの仕事も同じで、電話の応対・対面での不用意な一言によって、一瞬で相手の気分を害することは簡単にできるのです。

だから、話すときは言葉をしっかり考えて話すようにしているし、メールなど文字にするときも何度も読み直してから送るようにしてます。

逆に、たまに現れる厄介な人(お客になってもらいたくない人)には、それをうまく使って跳ね除けることがあります(^^)v

最後になりましたが、トイレットペーパー騒動の時のお店のその後は、断られたお店はもうとっくにありませんが、普通に応対してくれたお店はまだ健在です。

あれから50年近く経つのに。

単純には比較できませんけどね。

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